管理人の落書き帳
八尾市ソフトテニス協会HP 更新記録

No 更新日 内容
1 2001.6.18 協会員に公開
2 2001.6.20 カウンターの設置
3 2001.6.21 掲示板の開設
4 2001.6.25 BGM設置完了
5 2001.6.29 試合結果詳細 追加
6 2001.7.7     ホームページ一般公開
7 2001.8.10 志紀コート・教育センター体育館への地図更新
8 2001.11.29 HP表紙の更新 これからは頻繁に変わります。
メンバー達が交代で・・・今度は誰の番かな?
9 2004.4.10 婦人部公開 皆さん集まって下さいね。
10 2004.6.15 動画を載せました。ちょっとサイズを小さくして。
11 2004.10.31 チャットルームをつくりました。みんなで会話しようぜい
12 2004.11.13 練習時間をケイタイで見られるようにしました。
13 2005.3.29 会員専用ページを設定しました。
14 2005.9.25 落書き帳 BACKUP作成。(重くなってしまったので・・)
15 2011.1.20 写真公開 フォト蔵
16 2011.2.10 YOUTUBE 公開
17 2014.4.1 チャット閉鎖
18 2017.4.18 掲示板新規設置 画像もいけます。

落書き帳 BACKUP 「ある日のテニスコート」のページに保存してあります

2018.12.2
 11/27日に肩の手術を行いました。肩関節の上腕骨に骨のささくれができて神経を刺激します。いつも痛くて肩の可動域が非常に狭くなってきていました。激痛とまではいかないですが痛みはいつもありました。そのため周囲の筋肉が常に緊張して腕から肩にかけての筋肉がずっと張り詰めて痛みが続いてました。7月に診察し完治は手術以外にはないということでした。これは取り去れば元に戻るとのことなので思い切って手術することとしました。
 後でわかったことですが、いつも一緒に練習しているSasakiさんが1月に手術しもう今ではバリバリやってます。お話を聞くと、絶対やったほうがいい、とのことなので益々期待が持てます。不安もありますがそれより期待の方が大きいです。今は膝の内側が痛み、さらに肩が回らず、庇ったせいか右足のふくらはぎからアキレス腱にかけて張りがずっとあります。このうち一つを解消できればいい方向に進むだろうと思っています。手術は全身麻酔をしたのでマスクをかけられてしばらくして意識はなくなりました。いつ無くなったかもわかりません。声をかけられて気が付くと手術は終わってました。左肩が重いなあと感じましたが麻酔が効いていて全く痛みはありません。先生から、うまく取れましたよ、と言われホッとしました。病室まで戻りあとは安静にして11/28,29と検査、リハビリをして退院でした。手術当日の深夜3時ころ少し痛みが出ましたが鎮痛剤を打ってあとは何ともありません。もちろん痛み止めは飲み続けています。手術をした肩関節は大きな動きをすると痛いですが、手術前に後ろに回らなかった腕は痛みもなく動いています。これで車の後部座席のものも取ることができます。コートにも行ってみましたが流石に打つ気にもなれません。ただいまは回復を待つのみです。おそらく2か月くらいは打てるようになるには時間が必要でしょう。今が冬の季節とじっと耐えてみます。

2018.11.23
 毎年勤労感謝の日は茨木高岡杯です。この時期は大会もいよいよ終盤で各地で秋の大会の終わりがやってきます。いつしか常連のように参加するようになっていますが毎年ペアを色々お願いしています。一昨年から奈良の中村さんにお願いしています。一昨年は吉野さんにお願いしていましたが腰痛悪化で急遽中村さんに代打をお願いしました。気持ちが十分伝わらないままにペアを組むとやはり好結果にはなりませんね。リーグで敗退、しかも2敗だったように記憶しています。昨年は60の部で最後の試合でした。参加組数も多く時間は押してきます。中央コートは照明設備があり結構遅くまで試合がありました。準決勝で京都の中村・村田ペアに負けて3位でした。成績の悪い昨年でしたが、何とか盛り返した格好でした。
 今年はクラスが上がって65歳デビューでしたが、このクラスも強豪ひしめき合い戦国時代の様相です。どこに行っても我々の時代はライバルが多いのだと思っています。予選リーグは3チーム、トーナメントに上がるのは2ペアと少しホッとします。我々のリーグは木下・宇崎、松浦・加納ペアです。木下・宇崎さんは初めてのペアですが、木下さんの粘りと宇崎さんの思い切りの良さで強いペアだと感じていました。松浦・加納ペアも今年は松浦さんの練習が十分足りていて横への動きは非常にスムーズです。加納さんもなんでも取りに行く最初のころからじっくりと待って勝負に行くテニスに変わってきていますので全く予断は許しません。中村さんも同じ思いで、リーグから全く気を抜けないなと話して試合に入ります。最初は松浦ペア。中村さんは以前と違い一部の隙もないピリッと張り詰めた感じから、少しゲーム中でも笑顔の出るようになり少しゆとりが感じられます。でも却って彼の場合はそれが集中につながらなくて何となく負けてしまうパターンが多いようです。平均的に変なミスなく試合が運ぶようになったけど、彼のいいところである破壊性のようなものが少し失われたのかと、いわゆる強さ・怖さが鳴りを潜めたようです。その辺りが難しいですね。ここからピンポイントで状況に応じて、そういった火事場のくそ力みたいなものを発揮できれば彼は本当に怖い選手になっていくのだと思います。この試合はサーブもストロークも終始押していったので松浦さんは防戦一方。僕には割と甘い球が返ってきたので比較的安心して戦うことができました。④-0。
 2試合目は木下さんです。今まで割と対戦成績は良かったのですが、最近木下さんはますます充実してきたようです。ミスなく何本も打ち続けサイドパッシングも時折強烈に打ってきます。サービスゲームをお互いに落としレシーブキープで3-3ファイナルへ。どちらもサービスをキープできるチャンスは大いにあったのですけど取りきれませんでした。我々はサーブも強く1ゲームは絶対取らなければいけない試合展開でした。しかしそれが出来なかったのが縺れてファイナルまで来た悪因です。ファイナルは最初ミスが重なり0-4と落としました。次の私のサービスでも1本落とし1-5です。次の宇崎さんのサーブを2本取って3-5となり中村さんのサーブで2本取ればデュースに・・!と思ったのですが、次は長いラリーから短めの球をぶつけられて落とし最後はダルフォールトで3-7負けでした。最後の2本はサービスエース取るつもりで行けよ!といったのでダブルフォールトも仕方ないかと思います。
 我々は2位だったのでトーナメントには出場です。1回戦の相手は森中・松村ペア。森中さんも強打の選手で、松村さんは今年絶好調です。仕事をリタイアして練習が十分なのでしょう。特にスマッシュが安定して入るようになったと感じています。強打を打たせてスマッシュをあげさせるのが一番危険です。そのあたりを注意して試合を進めました。常に先行できたのがいいのでしょう④-0で勝つことができました。
 準々決勝は山極・桜井ペアでした。その前の試合は丸山・高田ペアに④-2で勝っています。山極さんのストロークも当たると速いです。あまり主導権を取らせないようにすれば中村さんのペースで試合が進められると考えて余計なことをしないようにすることで試合を進めました。上手くその感じで試合が進み④-0でした。
 準決勝は主催の前田・木村ペアか堤下・樽上ペアかでしたが前田・木村が上がってきました。かなり激しい試合でしたが今日の前田ペアは非常に調子が良さそうです。試合は1ゲーム目を1-4で落としましたがまあいいとして2ゲーム目を2-0から2-2に追いつかれデュースに持ち込みました。一度リードしたのですが取りきれず次の2ポイントを木村さんに決められ0-2となります。次のサーブゲームにレシーブショートボールを3本打たれ、ことごとくポイントされ落としました。0-3です。次はペースを変えて出てみようと思ったのですが、このゲームも2本先行後にラリーミス3本、最後はサーブがイレギュラーして打てずゲームセット。0-④でした。
 反省としては2-0から落としたゲームが2つ。デュースに1ゲームしてポイントを取ってるのですが逆転とされました。これら3つのゲームは取れておかしくなかったものです。その辺りリードしているときに必ず決めること。先行しているときはゲームポイントにする1本を絶対に集中していく!その点が今日は甘かったです。後半に来てからのイージーミスが続いたことが敗因です。次は頑張りたいですが、今シーズンのローカル戦はこれで終了です。

 11/30は長年続く東大阪市STAとの定期戦です。一昨年までは箕面市と3市対抗戦としていましたが、箕面市は遠方である上女子と合同チームなので、選手をそろえるのも厳しい状況とのことでまた2市の対抗戦に戻りました。どちらも一般男子が少なく、一般女子も次第に成年シニアが増えてきています。シニア男子は結構数もいるのですが、東大阪市はもう一つ上の70代くらいの選手が多くなってきました。お互いのクラブが少し老齢化してきたな・と感じます。3次戦まで行いました。とてもいい天気で親睦にはとてもいい1日でした。結果は3クラスとも八尾市の勝利でした。来年は東大阪市主催で三ノ瀬コートです。
 
2018.11.22
 11/18は八尾選手権です。毎年、この時期の大会が少ないせいか多くの人たちが集まります。一般男子も大阪の主だったメンバーがやってきますし、シニア男子(45/60)も良いメンバーです。今のところクラスが2つしかないので45(45~70)、60(70以上)という風にくくっています。でもそろそろシニアの部を分けていかないといけない状況になってきています。1部(45~55) 2部(55~70) 3部(70以上)に分けたほうが充実づるのではないでしょうか?女子もオープンにして一般~成年(45以下)、45~60、60以上でやったらどうでしょうかねえ。選手権は独自に決めればいいですから、今年の懸案事項で理事会で検討するのもいいのではないでしょうか?

 45の部は2つにリーグを割って、45~55、55~70の2つのリーグを作り各リーグの一位同士、二位同士の対戦で1,2,3位を決める方法です。1つのブロックは若いほうが6ペアリーグ、年配が5ペアリーグでした。コートの隣で2つのブロックがやってますが、年齢差はスピードに如実に顕れます。朝方の試合は非常に迫力がありました。力も拮抗しているのでしょう、ファイナルが多いです。
 年齢上位のクラスはスピードはないですがなかなかミスをしないで粘り強くチャンスを待っていく展開です。この5ペアの試合もlevelの高いものでした。やはり焦ると負け、小さなミスは命取り。後衛はとにかく諦めない事です。1本だけ多くつなげること。これ以外ないんじゃあないですか?
 初戦は渋谷・渡邊ペア。僕は渋谷さんに相性はあまり良くありません。速い中ロブで回されると厳しいものがあります。取りに行っても大体がネットより高いところを通るのでなかなか難しいボールです。バックハンドも最近はしっかり繋げてきます。渡辺さんはとにかく前向きでテニスが明るく逆境を跳ね返す力があります。勝負強いなと昔から思っていました。少し練習不足でチャンバラになるとミスが出ます。一進一退でゲームは進みますが2-2からの5ゲーム目からミスが多くなりました。④-2で逃げ切りです。
 2試合目は小西・東山ペア。小西さんは手首が強く左利き特有の流しと引っ張りに加えて最近は速い中ロブがあります。当たると手が付けられないくらい一方的に打ちまくります。バックハンドも上手いのでその気にさせないことが一番でしょうか。東山さんは大体よくわかっていますが今は幅広いプレーと力強さが出てきています。八尾の中での一般、成年とやるなら恐らくいいでしょうけど、粘っこい今の60,65のクラスの後衛は彼のタイミングを外し取れないところに打ちとっても拾ってきます。ただ後衛の流れに乗るのは大変上手いのです。小西さん次第といえるでしょう。この試合も前半は割と縺れましたが途中から小西さんのミスが出始め、小早川さんの東山さんを翻弄する配球で彼も何もできなくなりました。小西さんへのショートボールが功を奏して④-2で勝ちです。 
 3試合目は堀内・北口ペア。堀内さんの出来次第、まあどのペアも後衛さん次第ではあります。最初はいい展開で3ゲーム連取。このまま、と思ったのだけどこういう時は何だか嫌な予感がするもんです。昔はバシバシっと攻めて④-0で終わるのが普通でした。2人ともそれぐらいで仕留める勢いがあり迷いがなかったのです。でも今は、締めていこう!といくら声をかけても1ゲーム落としまた次のゲームも落とし・・と悪いながれを断ち切れないのです。勝つのも負けるのもファイナルでフーフーいいながら勝って、次の試合でコロッと負けたりします。この試合も2ゲーム落とし3-2になりました。次落とすと危ないなあ・と思ったのです。1ポイント目を落とし、2ポイント目に長くボールが続きました。逆ストレートからセンターくらいにコバちゃんが振ったボールを回り込んでクロスに堀内さんの強打がネット。ちょっと難しい体勢だったので無理だろうと思ったのに打ってくれたのでラッキーでした。ここが勝負を分けた1本でした。相手は大事になり、こちらは粘っていますからミスは出ません。結局彼らのミスで試合が終わりました。④-2。
 最終戦は高橋・小森ペア。この時点で東山ペアと我々が3勝で並んでいます。この試合に負けても東山ペアに対戦で勝ってますので1位は決定しました。若手の1位ペアとの決勝が待っています。ただしその前に小森さんとやります。前回の堺オープンでは後衛の岩田さんを最初に攻めて結果として小森さんの出番をなくして勝ちました。今回はその辺も含めて彼の頭には入っているでしょうし、高橋さんが後衛なら少し早めに出てくるでしょう。先ずは高橋さんの出来を視ることにしました。彼は今日は比較的安定しているように思います。スピードボールを少し抑えめにしてつなぎを多くしています。小森さんに期するところがあるのでしょう。ただ、長くつながるとやはりどうしていいか・と言う段階、5~6本目ですが、攻めればミス・つなげば捕まる、ということで大体のポイントを落とします。彼の攻めてのポイントは1,2本目で決め打ちの時です。もう少しそこを大事にしてほしいところです。結局ポイントはリードされるのですけど大事なところのミスが出て追いつき逆転でゲームを取ることが2ゲームもありました。④-0でした。
 若手の部は小野林・須山が最終戦で勝てば1位となるところでしたが、試合前のラリーで須山さんがふくらはぎに違和感、肉離れだと思います。を訴え少し治療後試合に入りました。しかし殆ど動けず0-④負け。それによって1位は柏木・木村ペア、2位は矢野・佐々木ペアとなりました。

 決勝は柏木・木村ペア。近大がインカレを取った時の大将柏木選手、同期の木村選手のペアです。もっとも練習は殆どしていないので粘ればひょっとしたら縺れるかもしれないな・とは思っていました。1ゲーム目は我々のサーブからです。カットや早めの勝負で3-0となり一本返されますがセカンドのレシーブミスで取り1-0。次のレシーブゲームは縺れましたが最後に2-3からサービスエースを取られ1-1.3ゲーム目は単調となり簡単に落として1-2。やHリ難しいのか・と思いましたが、4ゲーム目2本のボレーミスとダブルフォールト、ネットがあり取って2-2。次のサーブゲームは最初2本取り追いつかれて2-2となるがサイドパッシングをボレー、3-2から逆クロスラリーからの中ロブをボレーして4-2。6ゲーム目は2-3からデュースに追いついたが突き放され3-3ファイナル。ファイナルも2本先行し、2本返され、また2本離してまた返されと同じパターンでデュース。僕のサーブを1本ボレーフォローされるがセンター割ってポイント。最後は木村さんのバックに入ったファーストが少し食い込んだのかサイドアウト。ファイナル8-6でした。

2018.11.13
 10月中は体のケアをしていました。10月はどういうわけかソフトテニスの試合が大阪では少ないのです。9月に脚を痛めた私にとっては偶然ながらいいことではありました。3週間ほどテニスをしないでいると体が楽にはなってきましたが何となく筋肉が少なくなった気がしますし、体はもともと硬いほうですがなお一層固くなったように感じられます。学生の頃は1週間休むと取り戻すのに一週間かかると言われていました。やはりそうなのだろうと思います。人の体というのは結構正直なものです。
 11月に入るとしかしながら急に試合が増えてきます。11/3は福山井ノ口杯と八尾市長杯、11/10中国オープン、11/11堺オープン、11/18八尾市選手権、11/23茨木高岡杯、11/23泉州杯と八尾‐東大阪定期戦 少し分散してくれたらいいのにといつも思います。地球が温暖化している昨今、以前は10月が最もテニスに適した季節でしたがいまはむしろ11月のほうがいいようです。この季節で最も大切なのが日没が早いということではありますが・・・
 休養明けにたくさんの試合に参加しています。身体は万全とはいえませんが、100%良くなってからにしようとはもう思えないのです。劣化した体が健康体の五体に何の不満もない状態になることなんかは考えられないのです。ケアしながら修復しながら続けていくと決めました。痛みに勝るやりたいという願望が自分を鼓舞します。
 11/3は井ノ口杯で今年は客坂さんとペアです。10年ぶりくらいに丸亀で組んでもらいましたが、以前から一歩進んだ非常にいい感じのテニスとなりました。お互いに色々と成長してきたのだと思います。逆にいえば相手にすればしんどい相手ということです。それも組んでみて初めて分かることでした。今回は65歳の部でした。昨年の第1シードが棄権してやや寂し感じではありましたがそれでも競合がひしめき合います。まずはリーグ戦でリーグ内に宮崎・芳上ペアがいます。開会式でもう一ペアが棄権したので2試合行うことになりました。これもまた嫌なことです。1試合目に勝っても負けても2試合目はやりにくいです。絶対的に力の差があれば問題ないですが、このペアではそうはいきません。更にこちらは2回目に等しいくらいの組んで間もない急造ペアですし相手は一般男子時代からずっと組んでる名ペアです。心してかかります。自分の動きの方が気になってとても試合を組み立てる余裕もないのでとりあえずは自分の側を主体に考えました。私のテニスはどうも皆さんによると動き回り追っかけまわすイメージがあるようで、あとから宮崎さんに・いつもと違って動かんなあ・と言われました。ジッとしているのに2本ほど正面に来たボールがありましたのでそういうことか・と。1ゲーム目は様子見でしたが当たりが出ず落とします。2ゲーム目のレシーブゲームが長くポイントを取られてましたが追いついてデュースを10回くらいやって取れました。最後は体力勝負だったような感じでした。次の2ゲームを取り3-1でこのままいくかと思われましたが安心したのかミスが出て落とし3-2。次はサーブゲームでしたがファーストに集中して勝ち切りました。
 ④-2で勝ったから、次はファイナルになれば・・なんかと思うといけないです。福知山でも1試合目④-0で勝って1ゲーム取ればいいという根拠のない勝利意識から0-3までもっていかれた経験があります。これを生かして勝つつもりで入りました。今度はレシーブゲームをしっかり取っていきましたがシーソーゲームで2-2。ここから後衛はお互いに力を出し切って打ってゲームとしてはしまったいい試合でした。しかし自分としてはクロス、ストレート、スマッシュ共に動ければ取れてるボールが多く、それを見過ごしてしまう無念さはどうしようもないものがあります。ひたすら後衛さんの邪魔をしないように守りのテニスをやった試合でした。しかし客坂さんのストローク力に助けられてこの試合も④-2で取れました。予選リーグ通過です。
 準々決勝は丸・金澤ペアです。このペアは全日本シニアで第1シードの袴田・菅野ペアを降ろしました。丸さんのフォームはきれいなお手本のようなテニスです。金澤さんは、なんと私の会社の先輩で、また八尾市のクラブで数年選手として活動頂きました。八尾の大将ペア福西・金澤で色んな大会で好結果を残されたと聞いております。そのようなご縁で非常に親切にしていただいてます。しかし勝負ですのでそのあたりは差し置いて胸を借りる事にしました。長年四国の試合にも行ってますが試合で対戦するのは初めてです。やはり思った通り丸さんはビシビシと容赦なく攻めてきます。そのボールが速く重いです。攻め続けられたら厳しいなと思うものです。金澤さんも横のボレーとレシーブは非常にキレがあります。ややスマッシュが不得意なようで客さんの中ロブが有効だと思いました。1ゲーム目は丸ペアのペースでした。サーブが2人とも入り、チャンスボールはアタックが容赦なく来ます。金澤さんのストロークも良くてなかなか厳しいボールが続きます。0-1で落としました。次のゲームも危うくペースをもっていかれそうになりましたが戻して1-1。そこからは少し回しいいところでの金澤さんのスマッシュミスなどが出て主導権がこちらに移りました。④-1で逃げ切りです。
 準決勝は第1シードの枠でしたが1シードが棄権して、大分から来たペアが勝ち上がりました。最初に非常に厳しいレシーブが返ってきてストローク力もありそうで警戒してゲームを進めました。しかしながら最初の2-3本だけで後はガッチリといけばミスをしてくれて比較的容易に勝ち切れました。
 決勝は常久・荒川ペアです。常久さんは衰え知らず、最近になって益々充実してきているように感じられます。流石に日本を代表する後衛でパワーやテクニック、動じない心などは超一流です。持っているオーラに打ち負かされないようにいかないといけません。
 ゲーム最初は上げてきてくれましたのでポイントを重ね3-0となりましたがそこからレシーブミスなどが重なってデュース。長いデュースをやっとこさ撮ったのはよかったのですが次のゲームを落とし1-1。取れそうな次のゲームも落として1-2。4ゲーム目は短いボールやカットの応酬でフォーメーションが定まらず縺れましたジュースまでいきファーストが入らずカットで先行されました。前衛のレシーブをセンターに上げたのが短くスマッシュされ落として1-3。次のゲームはボレーをフォローされ0-1。次をレシーブ後の返球がネットで1-1。強烈な逆クロスアタックがアウト、相手のボレーミスで1-3。ラリーから逆クロスボレーでゲーム2-3。次を取ればファイナルで何とかと思いましたが、荒川選手の2本のボレーがあり3-0。1本取り返しましたが次のセカンドサーブのレシーブがネットインでゲームセット。2-④負けでした。試合にはなりましたが、もう少し動けたらといった悔しさが残りました。ただ動けないなら今できる範囲で最大限こうやればいいというテニスができたかと思います。その意味では収穫でした。客坂さんには感謝いたします。

11/4 11/11に堺オープンがあります。毎年小早川さんと出ていますが、最近の不調からあまりいい結果が残っていません。そのために少し練習しないといけないということでこの日は橿原クラブへ午後から練習に行きました。昨日の試合でもあまり足に負担がかかっていないようなので少しだけ練習するつもりで出かけました。大勢の人が集まっています。昨日の土曜日は少なかったとのことでその反動で今日練習に集まったのかなとクラブの方々は話していました。私はラリー少々、前衛練習、サーブレシーブと試合1試合くらいでいいかと思ってました。基本練習が終わり、試合練習に入ります。小早川さんと組むかと思いましたが人が多いので来た順番とのこと。とうとうこの日は彼と組むことなく終わったのでした。2試合目に和歌山の国体選手の吉川さん(女性)とペアになり、冨山・益田ペアとやりました。ペアは一般、相手はシニア45、どうみても運動量が必要とされます。足に負担がかからなければいいが・と思ってやったのですが、案の定激しい試合です。女性でも今回の皇后杯32本?よく打ちミスもありません。相手2人もシニアでは上手くパワーもあるのですが引けは決して取りません。組んでいても安心していられます。それでも次第に動きも激しくなり相手2人も必死で打ってきます。1人だけ蚊帳の外では試合にならないのでポジションも厳しめに取るようになっていきます。ダブル後衛だけにラリーは長くしかもファイナルに。割と収穫だったのはスマッシュがまあまあ決まってくれたことです。肩の痛みから力で打たず体重移動と体の回転で打つようにしました。そのほうが良さそうですね。スマッシュにやっと自信をもって打てるように回復しました。全日本のトラウマからやっと脱却できたのかもしれません。
 試合はファイナルの7-5で勝ちました。しかし脚はもはや限界です。
家に帰ってアイシングはいいかな・とやらなかったのが良くなくて、次の朝起きるとかなり膝付近が腫れています。マズいな・と思ったのですが後の祭りでした。

11/5朝整骨院に行くと、これは厳しいよ、と言われました。まだ水は溜まってないけどあまり無理すると筋肉を傷めて長引くよ・と。その日は体の裏側一面を鍼治療、背中は電気鍼で治療を行いました。背中の張りはスッと引きましたが脚の腫れはなかなかです。ゆっくり今週は休むことにしました。

11/10 11/5~11/9まで岡山に帰っていましたので全くテニスから離れこれは却ってよかったです。
金曜日にはテニスができるくらいに回復してきました。土曜日は橿原クラブの午前の練習に行きました。この日は快晴、風もなく気温もちょうどいいテニス日和でした。香具山も穏やかにみえます。メンバーが多いのは明日が大会前だからでしょう。基本練習をこなし練習試合を一つやって明日の試合に備えました。相手は高橋・篠原ペア。高橋さんもかなり打ち込みができていていい感じになっています。篠原さんのパワープレーは脅威ですが、少しパターンが分かってきたのでコースを抑える練習をしてみます。まあまあの感じが掴めたと思います。

10/11堺オープンは多くの選手が集まります。ちょうどこの時期に大会が分散して行われ、しかも気候的にもいいからですね。例によって予選は3チームのリーグ戦で2位抜けします。トーナメントに進みますが8ブロックあるので16チームのトーナメントとなります。そうなると決勝まで進めば6試合です。ただし、コート面数の関係でローカルルールです。デュース1回後は1本勝負、ファイナルも7ポイント先取です。それでも2面では時間がかかりそうです。
 我々のリーグは関・成富、山名・大川ペアです。どこに入っても厳しい組み合わせです。1試合目は関・成富ペア。関さんはオープンで逆クロスが大の得意です。ボールが適度な速さなら扱いが非常にうまくどこにでも攻めていきます。練習も十分なのか以前よりスタミナがついたようです。成冨さんは中間守備で攻められたボールには滅法強いです。逃げていくボールやスマッシュが不得手なのでそのあたりを突いていけばいいかと思います。大体その攻めで④-1勝ちです。関さんがちょっと気にしてくれたのが助かりました。
 2試合目の山名・大川ペアは山名さんがやや不調だったのか我々の試合に考えすぎたのかイージーミスが多く助かりました。大川さんもミスが出て、我々が何かをしたというより自滅してもらったという内容でした。
 予選を1位で通過したのですが初戦は福谷・高田ペアです。福谷さんは肩を故障していてサーブも打ててません。バックハンドは打ちますがフォアは繋げるだけでした。しかしそんな時が攻めにくいのです。狙いすぎてミスを連発して2ゲームを落としました。ここでこれではいかんとリセットしてテンポをゆっくりと変えていきました。コバちゃんも同じ思いだったでしょう。次第に福谷さんのミスが多くなり高田さんも焦ってミスが出始めました。狙いをスマッシュに絞って2本ほど決まったのでそれも福谷さんがミスを重ねだした要因でしょう。④-2の勝ちです。
 4決めは岩田・小森ペアです。前の客坂・中辻ペアとの8本決めの試合を見ると、素晴らしいボール回しと配球、カウンターの切り返しと素晴らしい・と言う印象です。流石に今年の65歳西日本チャンピオンです。自由に配球されると厄介なのでここは最初から抑えに行こうと思いました。一発目からポーチに・交わされましたが、次の返球をもう一度。ハイボレーでしたが決まりました。1ゲーム目に2本のポーチを決めてこれで少しは見ながら打ってくれるだろうと思いました。小早川さんは試合が進むとともに調子が良くなっていきます。岩田さんは見ながら繋いでいるので先手とならない印象でした。常に小早川さんが仕掛けます。小森さんも守勢が主となっていきました。長いラリーからのポイントもあり追いつかれそうになるのですが、大きくゲーム中に先手を取っているので逃げ切ることができました。④-1で勝ちです。
 準決勝は若手の古賀・鈴木ペア。このペアはシニアになったころ兵庫の試合でよくやりました。勝ったり負けたりでした。速いボールと鈴木さんの思い切りの良さがウリです。先日の福知山では佐藤・髙原で決勝リーグを④-2で負けました。また奈良西日本では原田・鈴木ペアで負けています。今年中にリベンジをしておかねばなりません。試合は小早川さんの中ロブを鈴木さんがハイボレーミスしたところから始まりました。今日はこのミスが勝敗を分けたようです。小早川さんが繋ぎ古賀さんが打つという構図がずっと続きましたが最後は古賀さんのミスが出てこちらのポイントになるパターンです。3-0まで上手くそれで行ったのですがそこから次のゲームでマッチポイント3本返されちょっと焦りが出ました。流れが変わり始めたのです。落として3-1。次も悪い流れを引きずり3-2。次のゲームを落とせば万事休すです。一本目レシーブ返球を中ロブ、これを1本目と同じくハイボレーミス。これが大きかったですね。2本目ストレートラリーミスで1-1。次をスマッシュポイント2-1。4本目はボレーフォローの応酬でローボレーがバックアウトで2-2。次とマッチポイント2本はラリーからのトップ打ちがバックアウトで4-2勝ち。④-2でした。このゲームを取られたら危なかったですね。
 こちらの山が早く終わり、準決勝2試合目は吉野・堀内ペアと川下・木下ペアの勝者と対戦です。いいゲームをしていて吉野さんが勝てば橿原同士、大阪のペア同士の対戦だと思ったのですが、残念ながら川下ペアが上がってきました。
 川下ペアには勝率がいいですが今日は日没が早いということで決勝のみ5ゲーム、ローカルルールになりました。その時点でちょっと気持ちが切れたのは確かです。言い訳はしてはいけませんがテニスが雑になってしまったと思います。1ゲーム目、川下さんが逃げてくれて難なく取りました。2ゲーム目1-1から私のサーブでレシーブ返ったとことをサイドパッシングで2-1。その後もファーストが入ったのですがポイントを取ってやろうと木下さんを狙ったのですが力が入ってネットアウト。この辺りが冷静に勝ちいったテニスとは違い遊びが入ってしまいました。しまった!と思い立て直そうとしましたが5ゲームで流れが変わってしまいました。そうなると2人でミスの連発です。薄暗くなり早く決めたいと思うのも焦りです。あれくらいの明るさなら十分対応できました。心がまだ弱いですね、1-③で負けてしまいました。

今日の収穫は6試合も何とか戦えたこと。無理をしないでじっくりと戦えばまだまだいけるということが分かったこと。いい一日でした。

2018.10.25
10.9からしばらくテニスを休みました。その間1,2度打ってみましたが、アキレス腱に打球後に違和感が残りましたのでその後は安静にしたのです。2週間もするとやはり回復傾向。でも完全ではありません。普段の生活でも、指導に行く時でもテーピングは欠かせません。寒くなってきましたので使い捨てカイロを貼りいつも温めるようにしています。肩も次第に痛くなってきました、これも寒さのせいだと思います。人の体がこれほど気温差に左右されるとは思ってもみませんでしたが、微妙なものなのだと改めて思います。本当に精密機械なので、各所が傷んでくるこれからの年代はしっかりとメンテナンスをしていかないとすぐにスクラップになってしまうのだと。
 昨日は久しぶりに吹田クラブに行きました。でも試合はやめておこうと決めていました。杉野さんとラリーとサーブレシーブを30分くらいやったのですが、少し応えましたね。打つのも走るのも問題ないですが、呼吸が追いつかないです。体力が落ちたなと感じます。やや帰ってからヒラメ筋あたりが張っているのが分かります。痛みは激しくないですが違和感があります。まだ少し早いのかな・と思ったものです。あと一週間やめておきましょう。

2018.10.11
今年は色々と体調を崩しました。というか数年前から肩を痛め、ひざを痛め、そしてとうとうアキレスから右足の足底筋膜炎まで引き起こしたようです。もともと足底筋は固いなと思ってたのでそれが一気にアキレスに繋がったのでしょう。今無理をするとアキレス腱断裂なんかを引き起こすかもしれません。身体も若い時ほど回復力もなく、筋力も落ちてきます。そこで今休んでますが再開した時の方が怖いと言えば怖いです。どれくらいやれば適度なのかがわかりません。今までと同じくらいやればきっと体を壊すでしょう。その見極めもこれから一年一年やっていかねばならないのです。
2018.9.25
全日本シニアが終わりました。今年は佐賀の唐津で60歳代最後の挑戦でした。でも結果は1回戦敗退。島根の森脇松本ペアに0-④という一方的な試合でした。9/3の全関西大会から若干アキレス腱に張りが出てきました。アイシング、マッサージ、湿布の繰り返しで大体毎回回復します。でもやり始めると違和感があり嫌な感じを持ってました。でも9/19の吹田クラブでの練習まで毎日のように少しずつやってましたが何とか大丈夫でしたのでいいかなと思っていたのです。試合前日の唐津のコートでの練習にいつもはテーピングで保護していたのですが、前日購入した保護のテーピング機能付きのサポーターを装着して練習しました。動きやすいしいい感じで練習が進みました。終了間際に後ろに回転した時に少し痛みが出ました。まあ大したことないな・と思ったのですが、これが大きな誤りでした。次第に痛みが増してきました。500mくらいあるホテルの駐車場まで歩くのが辛かったです。夜にアイシングと湿布、マッサージで調整しだいぶマシにはなりましたが負荷が大きかったようです。
 次の日の朝練習では何となく体に切れがなくあたりが悪いのが自分でもわかりました。明らかに体が重いのです。今日はいつもより入念にテーピングをしました。それで動きが悪いのもあったことでしょう。ただそれは試合には関係ないことです。コートに出れば骨折していようが熱が40℃あろうが対等なのです。ただ足が動かないことがこうもプレーに影響するのかと愕然としました。最初の1本目難しくないスマッシュでしたがもう半歩待ててない、そして踏み込めてないのでバランスを崩し手打ちです。ネットしました。それから2本僕の側に打たれました。普段ならちょうどいいポイントのボールでしたがどちらもラケットの端にあたりアウト。僕の3本のミスで1ゲーム目を落としました。2ゲーム目もずっと先行され追いつきかけるのですけど最後のポイントで落としゲームを失います。3ゲーム目も同じです。少し良くなりかけてきたのですが最後短いボールをアタックされ落とします。0-3からの4ゲーム目、3-1とリードし、よしここを取って反撃に!と思ったのですがポーチボレーがカス当たりでフォローされ次のポイントも落として追いつかれます。最後も短いチャンスボールを思い切って攻められ通されました。負ける時は締められないからです。勝つ時は本当に1本あれば逆転できます。ずっとボールの後を追いかけていかねばならなかった今日の僕には勝てる要素はなかったのでしょう。コバちゃんはよく繋いでくれました。その時僕がプレッシャーを与えていれば展開は全く別物になっていたでしょう。今年は大きな大会にどちらも僕の体の不調が大きく影響しました。本当に残念なことでした。どうしていいか分からないくらい虚脱状態でしたが、冷静に分析すれば体力の回復が今は必須であるのです。今年後半はそこに徹していこうと思っています。

2018.9.10
9/9日曜日はマリンテニスパーク北村で大阪府選手権がありました。今年も吉野さんにお願いしました。結果は決勝で谷本・小森ペアに敗れて2位でした。これで今年は府民・社会人・選手権と3つの大会にすべて彼らに負けたことになります。決勝で2回、リーグ内で1回と完全に負けました。身体もだいぶ良くなって、先日の練習会でも勝たせてもらいましたが、本番ではなかなか勝たせてくれません。谷本さんのボールが特に速いわけでもないですがミスしない事とつなぎがいいことですね。またボレーもできるのですが小森さんがフォローに徹していて自分からボールを取りに行く展開にしていないことです。ですから谷本さんのラリー力で対等になる相手ならその戦い方で十分でしょう。今回、少し僕のポジションが中央に行けてなかったこと、ボレーの精度が悪かったこと、方向が悪く逆ポイントにされたものが多かったことが大きな要因です。そして逆クロス展開の戦い方が悪かったですね。ここは避けるべきでした。そうさせてしまったため一方的になってしまいました。先手先手と取られたことや相手の有利なフォーメーションでやってしまったことが戦い方としては反省すべき点でした。もう少し前衛を意識させて打たせなければいけませんでした。
 準決勝の相手は福谷・高田ペアを下して上がってきた福島・山﨑ペアです。福島さんがよく振り切っていたことと山崎さんがミスなくボールを処理していました。加えて高田さんが今日は的が絞れていなかった印象でした。両ペアの一番いいところと悪いところがでた試合でした。福島さんとの試合は割と単調でした。福島さんが殆ど僕のところに打ってきません。後で聞けば、とにかく避けて打ってくれたそうです。すると正クロスでの展開となって吉野さんの強烈なボールが自在に飛んできます。僕もそのほうが楽ですので余裕をもって試合を進めることができました。
 やはり何かをしようとしてどうすればそれができるかを考えて実行したほうが有利です。技術だけでなく戦い方で勝敗を決するのがソフトテニスの面白さでもあり深いところです。

2018.9.6
全日本シニア前に練習会をしようと毎年橿原で行っています。まだ60代ですと仕事をされている人もいますので土日祝日を選んでました。しかし65歳になり平日でもいけるとこの日に企画しました。雨天を考慮して和歌山のつつじが丘のインドアコートを予約したのです。先週私は岡山にいて近畿の様子がよく分かっていませんでしたが、台風21号はかなりの被害をもたらしました。八尾でも久宝寺緑地公園は多くの樹木が倒れ、信号も曲がったり一部消えたりしています。つつじが丘のコートは海からの風をまともに受ける加太にあります。相当のパワーが和歌山を襲ったのでしょう、停電が続き前日まで使用不能でした。主催の新開・中辻さんから連絡が入りやむなく中止と・・仕方がありません。ただ我々はできたら全日本までに調整をこの練習でしておきたかったので残念だと思っていました。小早川さんんも同じ思いだってのでしょう。何とか橿原でやりたいねとラインが届き有志を募って練習会を開くことにしました。一度中止にしているし天気予報が雨模様なので、遠方や一度気持ちの切れている人が躊躇したようです。それでも近隣の6ペアが集まりました。2面が平日なので確保でき12~17時まで練習することができました。蒸し暑かったですが気温がそれほど高くなくていい練習会となりました。私も色々テーピングの巻き方を試したり、動きを試したりと色々やることができました。皆さんそれぞれのペースで調整したように見えました。日曜日は大阪府選手権があります。まずはそこで確認してみます。

2018.9.4
9/2は福知山で全関西大会でした。一昨年は徳島の佐藤さんと組んで55歳で優勝したのでした。その後熊本地震の支援で車で夜通し小森さんと行ったことでした。昨年は台風の影響で大会が中止となりました。そう思うと早いものです。今年、鳥取の久松杯と因島オープンとこの大会が同日開催となり選手が分散しました。我々は一昨年の成績のありこちらを選択したのですが、近畿の大部分の人たちは鳥取に出かけたようでした。
 第1シードはやはり優遇されていましたがリーグの中には男座・鶴岡ペアがいました。3チームでしたがもう1ペアが棄権で、結局2試合行うこととなりました。接戦になっても苦しいし一方的になっても2試合目の戦い方は難しいものです。圧倒的に力の差があれば問題ないですが、このペアとはほとんど差がないといってもいいでしょう。一戦目はとにかく気を緩めないでできるだけゲーム差をつけるようにしようと話して試合に入りました。1ゲーム目は簡単に取れ・よしよしと思いましたが2ゲーム目は0-3になり、ここを取られると息を吹き返して縺れるなと思いました。少しゆっくりと展開し始めて鶴岡さん、男座さんのミスと絶妙な中ロブでノータッチで追いつき、その後も2本締めれました。その後のゲームも縺れるのですが3-0。高校生が審判をしてくれましたがいいところで微妙な判定も我々に有利に傾き④-0で勝利しました。これで2試合目は1ゲーム取れば勝ち上がり・と思うのがいけないのですね。人間はそれでは駄目だ!と頭ではわかっていてもつい積極的に打ち破っていくことを忘れます。自己防衛本能というか逃げ切りを知らず知らずに選んでしまうところがあるのかもしれません。力の差のない者が方や前向きに攻めていき、他方は逃げてミス待ちをしているのです。完全に受けれるだけの力があれば問題ないでしょうが、攻撃は最大の防御というではありませんか?集中して攻めるとミスも少ないです。逆に逃げようと思うと普段しないプレーを多用したりします。自らを見失っているというか、冷静に考えると決してやってはいけないプレーです。それがなぜだか自分を追い詰めてしまうんです。普通にやっていれば勝てるだろうになア・と思うのに・です。
 今回の我々もそういったプレーが随所に見られました。だから勝ち切れないと思います。強い相手には向かって行って全てを前向きに考えます。しかし劣勢になっていくと地味なプレーは影を潜め一発でポイントを取れるプレーをしたり、普段練習でもやらないツイストやロブを使ってまず優位な形を作ろうとするのです。余裕がある時は手が縮こまってないのでそういった技も決まります。しかしこの場面ではこのプレーをするということを普段やっていないとどうしても固くなってミスが出るのです。ポイントでは必ずアタックを仕掛ける人がいます。練習でいつもやってるなら通るでしょうし絶対的な自信を持ってるならばわかっていてもなぜか取れないものです。試合は練習なくしてはできません。ギリギリの練習をするべきです。それが本当に使える技であり技術でもあるのです。
 結局2試合目は競るのですが落として0-3となりました。殆ど競ってるので0-④でたとえ負けても次のゲームを2ポイント取ればポイント差で勝ちだったでしょう。でも次のゲームは相手がホッとしたのか④-0で勝てると思ったのか攻めてくる気迫が薄れました。ポイント3-0まで行き1本返されましたが4-1でそのゲームを取ることができました。もう上りが決定したので色んなプレーをやってみました。なかなかうまく決まりません。ミスがお互い重なってゲームカウント1-④で負けました。が、リーグはやっとこさ抜けることができました。いい教訓になりましたが、全日本は一発勝負のトーナメントです。気を抜くことなんかできないので厳しいです。もっと気持ちを強く持たなければいけません。
 決勝リーグは積極的に行こうと思っていたのですけど行く気持ちが強すぎて見え見えだったのでしょうか、ポーチボレーは何本か抑えることができましたがセンターからサイド抜きや逆クロスに引っ張られたりしてポイントを失いました。攻撃も単モーションが主体でしたし誘いのモーションも使えていませんでした。相手は古賀・鈴木ペア、中村・村田ペアです。どちらの後衛も強打者で前衛は積極的なタイプです。似たような2ペアでしたが、同じような展開で2-④、0-④で負けてしまいました。まだまだ相手後衛との間がうまく取れていないなと感じます。練習練習、少し回復してきてはいますが。

 ところで、アジア大会も終わり国別対抗では女子金・男子銀、シングルも高橋が金、ミックス林田・上松銅という結果でした。しかし殆どテレビでも放映はされず寂しい限りでした。硬式テニスでも錦織や大坂が出てればもっと取り上げられるのでしょうがそれもなく日本のメディアはずいぶんと偏った公共電波の操作をします。話題性があるものや目立ったものについては積極的に取り上げますが、地道にやっているものには随分と冷たいものです。ソフトテニスが硬式テニスと似ているから国際的には受け入れられにくいとか柔らかいボールを使っているだけではないか・などと言われます。それを言うなら空手やテコンドー、それに類似した競技もいくつもありますよ。またインドで盛んなレスリング・プンチャック・シラットですか、こういった競技に日本でいったいどれだけの競技人口がいるというのでしょう。そういったものよりも日本で生み出され、育ち、日本で工夫して広めていっているスポーツをなぜに大事にしようとしないのか・と思っています。そして日本連盟もそうなのですが、なぜにもっとこの大会に参加していることをアピールしないのか・と不思議で仕方ありません。この大会が国際的には最も大きな大会です。他競技とも同一線上に並んでやれる大会です。そこで選手たちが輝けるようにしてやることこそが競技発展の全てではないですか。同じように金メダルをとってもバドミントンや水泳、陸上などのように扱われない・このことをもっと連盟は考えなくてはいけないでしょう。若い選手たちが自分たちがやっていることに誇りを持ち堂々とアスリートとして立ち振る舞えるようにすることが今のソフトテニスの主導者たちがやらねばならないことでしょう。ウェア一つにしてもどの競技もバラバラです。デザインくらいは基本のものを共有して同じユニフォームで戦うくらいの気概がどの団体にも無いのです。そんなことでオールジャパンが2020に向けて結束できるのでしょうか?

 スポーツ全体の底上げがあって日本の力は向上します。そういったことが今問われています。体操界、アメフト、相撲、ボクシングや多くの団体が今までベールの中で作られてきた組織をオープン化するように求められています。今は健全な団体が求められますが、何が健全でいい団体なのかをも当連盟も改めて考えるべき時に来ていると思っています。

2018.9.4
9/2は福知山で全関西大会でした。一昨年は徳島の佐藤さんと組んで55歳で優勝したのでした。その後熊本地震の支援で車で夜通し小森さんと行ったことでした。昨年は台風の影響で大会が中止となりました。そう思うと早いものです。今年、鳥取の久松杯と因島オープンとこの大会が同日開催となり選手が分散しました。我々は一昨年の成績のありこちらを選択したのですが、近畿の大部分の人たちは鳥取に出かけたようでした。
 第1シードはやはり優遇されていましたがリーグの中には男座・鶴岡ペアがいました。3チームでしたがもう1ペアが棄権で、結局2試合行うこととなりました。接戦になっても苦しいし一方的になっても2試合目の戦い方は難しいものです。圧倒的に力の差があれば問題ないですが、このペアとはほとんど差がないといってもいいでしょう。一戦目はとにかく気を緩めないでできるだけゲーム差をつけるようにしようと話して試合に入りました。1ゲーム目は簡単に取れ・よしよしと思いましたが2ゲーム目は0-3になり、ここを取られると息を吹き返して縺れるなと思いました。少しゆっくりと展開し始めて鶴岡さん、男座さんのミスと絶妙な中ロブでノータッチで追いつき、その後も2本締めれました。その後のゲームも縺れるのですが3-0。高校生が審判をしてくれましたがいいところで微妙な判定も我々に有利に傾き④-0で勝利しました。これで2試合目は1ゲーム取れば勝ち上がり・と思うのがいけないのですね。人間はそれでは駄目だ!と頭ではわかっていてもつい積極的に打ち破っていくことを忘れます。自己防衛本能というか逃げ切りを知らず知らずに選んでしまうところがあるのかもしれません。力の差のない者が方や前向きに攻めていき、他方は逃げてミス待ちをしているのです。完全に受けれるだけの力があれば問題ないでしょうが、攻撃は最大の防御というではありませんか?集中して攻めるとミスも少ないです。逆に逃げようと思うと普段しないプレーを多用したりします。自らを見失っているというか、冷静に考えると決してやってはいけないプレーです。それがなぜだか自分を追い詰めてしまうんです。普通にやっていれば勝てるだろうになア・と思うのに・です。
 今回の我々もそういったプレーが随所に見られました。だから勝ち切れないと思います。強い相手には向かって行って全てを前向きに考えます。しかし劣勢になっていくと地味なプレーは影を潜め一発でポイントを取れるプレーをしたり、普段練習でもやらないツイストやロブを使ってまず優位な形を作ろうとするのです。余裕がある時は手が縮こまってないのでそういった技も決まります。しかしこの場面ではこのプレーをするということを普段やっていないとどうしても固くなってミスが出るのです。ポイントでは必ずアタックを仕掛ける人がいます。練習でいつもやってるなら通るでしょうし絶対的な自信を持ってるならばわかっていてもなぜか取れないものです。試合は練習なくしてはできません。ギリギリの練習をするべきです。それが本当に使える技であり技術でもあるのです。
 結局2試合目は競るのですが落として0-3となりました。殆ど競ってるので0-④でたとえ負けても次のゲームを2ポイント取ればポイント差で勝ちだったでしょう。でも次のゲームは相手がホッとしたのか④-0で勝てると思ったのか攻めてくる気迫が薄れました。ポイント3-0まで行き1本返されましたが4-1でそのゲームを取ることができました。もう上りが決定したので色んなプレーをやってみました。なかなかうまく決まりません。ミスがお互い重なってゲームカウント1-④で負けました。が、リーグはやっとこさ抜けることができました。いい教訓になりましたが、全日本は一発勝負のトーナメントです。気を抜くことなんかできないので厳しいです。もっと気持ちを強く持たなければいけません。
 決勝リーグは積極的に行こうと思っていたのですけど行く気持ちが強すぎて見え見えだったのでしょうか、ポーチボレーは何本か抑えることができましたがセンターからサイド抜きや逆クロスに引っ張られたりしてポイントを失いました。攻撃も単モーションが主体でしたし誘いのモーションも使えていませんでした。相手は古賀・鈴木ペア、中村・村田ペアです。どちらの後衛も強打者で前衛は積極的なタイプです。似たような2ペアでしたが、同じような展開で2-④、0-④で負けてしまいました。まだまだ相手後衛との間がうまく取れていないなと感じます。練習練習、少し回復してきてはいますが。

 ところで、アジア大会も終わり国別対抗では女子金・男子銀、シングルも高橋が金、ミックス林田・上松銅という結果でした。しかし殆どテレビでも放映はされず寂しい限りでした。硬式テニスでも錦織や大坂が出てればもっと取り上げられるのでしょうがそれもなく日本のメディアはずいぶんと偏った公共電波の操作をします。話題性があるものや目立ったものについては積極的に取り上げますが、地道にやっているものには随分と冷たいものです。ソフトテニスが硬式テニスと似ているから国際的には受け入れられにくいとか柔らかいボールを使っているだけではないか・などと言われます。それを言うなら空手やテコンドー、それに類似した競技もいくつもありますよ。またインドで盛んなレスリング・プンチャック・シラットですか、こういった競技に日本でいったいどれだけの競技人口がいるというのでしょう。そういったものよりも日本で生み出され、育ち、日本で工夫して広めていっているスポーツをなぜに大事にしようとしないのか・と思っています。そして日本連盟もそうなのですが、なぜにもっとこの大会に参加していることをアピールしないのか・と不思議で仕方ありません。この大会が国際的には最も大きな大会です。他競技とも同一線上に並んでやれる大会です。そこで選手たちが輝けるようにしてやることこそが競技発展の全てではないですか。同じように金メダルをとってもバドミントンや水泳、陸上などのように扱われない・このことをもっと連盟は考えなくてはいけないでしょう。若い選手たちが自分たちがやっていることに誇りを持ち堂々とアスリートとして立ち振る舞えるようにすることが今のソフトテニスの主導者たちがやらねばならないことでしょう。ウェア一つにしてもどの競技もバラバラです。デザインくらいは基本のものを共有して同じユニフォームで戦うくらいの気概がどの団体にも無いのです。そんなことでオールジャパンが2020に向けて結束できるのでしょうか?
 スポーツ全体の底上げがあって日本の力は向上します。そういったことが今問われています。体操界、アメフト、相撲、ボクシングや多くの団体が今までベールの中で作られてきた組織をオープン化するように求められています。今は健全な団体が求められますが、何が健全でいい団体なのかをも当連盟も改めて考えるべき時に来ていると思っています。

2018.8.27
 今年の夏は猛暑、酷暑という今までの表現では言い尽くせないほどの厳しい暑さが続きました。テニスコートに立てばあまり気にならなかった暑さも今年ばかりは勝手が違います。年齢が高くなったせいもあるでしょうが、それだけではなくコートに出るのが躊躇われました。若い世代でも同じようでした。高校生を教えてる手前、熱中症を引き起こしてはいけないし、ましてや入院など起こせば今後の活動に支障をきたします。水の飲み方や休憩の取り方、練習の厳しさや間隔を十分に考えたひと夏でした。自分でも同様に脱水症をおこさないようにと気を付けました。人一倍汗かきで、しかも昔から水を飲まないように訓練されてきましたので自分の感覚が鈍いのかもしれませんね。よく言えば我慢できるけどそれは現在の常識では肉体の限度を超えているということでしょう。精神が肉体の限界値を越えても耐えられるのはいいですが、命の危険があることも同時に発生しているのです。あくまでも生命維持のことは第一に考えなければならないことです。
 それに関連して2020年のオリンピック・パラリンピックはTV放映や観客の動員を最大限に呼び込もうと世界一の酷暑の日本、しかも東京で開催されます。サマータイムの導入などを急に言い始めて暑さ対策に備えようとしています。しかし2年前に言い始めることでしょうか?もっと前からやっておけば立派なプレゼンができたと思います。OMOTENASHI・・だけでなくて説得力も加算されたことでしょう。今となってはとても無理だと思いますのでどういった対策を取るのか見ものですね。
 夏の暑い時期には試合も避けたほうがいいのではないか・・と最近は思うようになりました。しかし過去から継続している大会はそう簡単には変更できないでしょう。8/25には丸亀で近県大会が開催されました。この大会は色々な人と組みますが、遠いので遠方を苦にしない人や中四国の人と組むことが多いですね。新開さんと行くことも多いのですが、今年は全日本に備え正規ペアで出場するので私は10年ぶりくらいに兵庫の客坂さんと組みました。昔から良く対戦していました。お互いにシニアになってから芽が出てきたのですが共通しているのはテニスが好きでずっと諦めないで続けてきたということでしょう。2人とも膝に故障がありますが、彼は強靭な上半身の力で打つのは克服しています。走るのはイマイチかなと思いますのでそのあたりをカバーしていこうと思います。
 リーグでは沢田さん。しかしこちらも体力不足で2-3ゲームでバテてたようです。リーグを抜けて8本。準々決勝は松本・近藤ペア。黒田さんが体調が悪く今年はこのペアで全日本に行くようです。なのでコンビネーションの確認も含めて出ていると考えていいでしょう。まだ不安定なところもあり今日は勝てましたが、サーブがビシビシ入り2人の息があってくるとややこしそうです。
 準決勝は新開・杉野ペアです。今日の課題は足を動かしてみること。そうするとやっぱり自然と動いて体も前向きでプレーにも幅ができるようです。ジッとしているとロクなことはないんだなと思うけど、やってみるには体に覚えこませないとできない。気持ちと体の乖離があれば絶対にできないですね。それを教え込まないと高校生はもっと単純に負けてしまう。相手は逆に乗ってくるから。まあ一般でもシニアでも一緒です。
 途中で長いラリーが続いたときちょっと膝に違和感が出ましたが何とかプレーできました。でも練習と試合は違います。練習はある意味では契約プレーで方向もそれほど逆ということは少ないです。しかし試合は全く逆ものだと考えていいのです。相手の嫌がるところや反対を狙って打つことが殆どです。相手に自分たちのリズムとタイミングをもって試合をさせないようにすることができたほうが勝ちになります。練習の時の意識をそこにもっていくことが重要です。どちらが勝ってもいいような試合でしたが、最後は押し切られました。でもファイナル5-7。
 彼らも皆疲れていました。僕たちもこの試合勝っても決勝はプレーするのが無理だったかもしれません。試合終わって休憩中に痙攣が起こりかけました。歩き回り筋肉を解し、スポーツドリンク・塩・水を多く摂取し何とか痙攣は免れたのが現実です。新開杉野ペアは決勝で佐藤阿部ペアと試合をしましたが0-④で負けていました。杉野選手もほとんど動けていません。新開さんも同様でした。我々も準々決勝から30分のファイナルを2試合やって限界でした。体力も実力のうちですが、暑さには勝てませんね。まだゲーム中での飲食物の摂取の方法が私にはよくわかっていません。今後の課題です。

2018.8.7
韓国から帰り休みたいところでしたが、次の7/31~8/3まで外部コーチをしている吹田高校の合宿でした。会場は兵庫県の佐用町で大阪から2時間位です。標高が4~500mと山の中なので大阪に比べると3~5℃くらい違います。今年は太平洋高気圧ではなくチベット高気圧が優勢なようで気温は高いけど湿度が低いようで陰に入ると涼しいなと感じます。
 3年生諸君が参加者が少なくちょっと寂しい合宿になりましたが、逆に1年生をしっかり鍛えられて良かったかと感じています。まだまだ未熟というか基礎もできていない生徒が多く、体力づくり、基礎足さばき、ラケットの引きから教えなければなりません。ほおっておいていい生徒はどこにもいないでしょうがそれにしても技術は低いと感じています。これを作り上げるには今の3年生以上のエネルギーが必要でしょう。
 色々合宿中に問題がありましたが、常識の勉強も必要のようでした。子供を見ていると世相が分かります。学校はまさに社会の縮図です。でもそれが教育なのだろうと思っています。何もできない者たちが一人前になって卒業してくれれば、それはそれでよかったと思うものです。

2018.7.31
7/26~30まで韓国のヨンドンで行われた韓国大統領旗に参加するために行ってきました。しかし残念なことに大会がシニアの部は中止となりました。理由は、80歳の部で男性が1人脚が縺れて転倒し打ちどころが悪かったのかそのまま亡くなったからです。事故でありますが韓国はこの時期に試合中に亡くなったりすると熱中症とマスコミが誤報道をするかもしれません。今後の大会の運営のことも考慮して医師がストップをかけたようです。禁中会議が開かれ協議した結果中止となりました。致し方ないことです。運が悪かったと諦めます。
そのおかげで韓国の各チームは我々に練習試合を多くやろうと申し込んできます。大邱のチームやムンギョン、地元のヨンドンのチームが主でした。大邱には昔からの友人のソン・ヨンチョルさんがいます。彼とは年齢が10歳ほど違うので大会ではやったことはありません。親善試合で彼らが日本にやってきたときの対戦では圧倒的なパワーで負けました。今回はそれから5年くらいたっていますがやはりパワー・テクニックともに落ちていません。コートもアンツーカで強打者には有利で日本選手はかなりスピードに苦慮していました。新開選手も10年前に優勝した時の力はありません。ヨンチョルにグイグイ押し込まれてしまいました。今回も完敗でした。しかし彼らに福岡の林・蔀ペアは④-1くらいで勝ちました。林さんは昔の強打のイメージから一変しロブを中心にヨンチョルのボールを受け流していきます。殆どミスがなく随分と精神的に強くなられたな・と感心しました。蔀さんは60代の前衛の中では圧倒的な前衛でした。流石昨年55全日本のそして今年の西日本チャンピオンです。スマッシュの破壊力は言うまでもなくボレー、フォローどれをとっても観衆からはどよめきが起こるくらいのいいプレーが続出でした。殆どの練習試合を勝ち強烈なインパクトを韓国に残したと思います。
 今回は林さんの韓国への貢献度を如実に知ることができました。彼が長年にわたって韓国の友人を大切にしてきたことが良く分かりました。国際貢献を積んでおられるこういった方を日本連盟は理事にすべきではないかと思います。プサン迄出迎えてくださり、観光案内をしてくださり、また最終日にはヨンドン迄プサンから300km近くを迎えに来てくださったイ・ギュドンさん。林さんのために数百キロをし食事のためだけに来てくださったキム・テソン実業団監督。そして私も古くからの知り合いのヨンドン会長のキム・ガンソンさん。そして大邱のキム・ヨンチョルさんとリ会長。彼ら以外に行く先々で林さん!と声をかけられ始終笑顔で皆さんと話されます。そう、韓国語が不自由なく話せるのです。この数十年の彼の努力の証だと思います。
 試合だけなら私たちもここまで皆さんと交流はできなかったでしょうが、今回は不幸な出来事の反面韓国の方々のおもてなしに十分すぎる親切を感じました。日本でもおもてなしに気を配る・とよく言います。公共の施設や町の美しさや親切さは確かに群を抜いています。でも彼らは本当に足を運び手を動かし、食事や移動、宿泊に至るまで世話をしてくれるのです。すべての人に対してではないかもしれません。しかし少なくとも何度も行ってる我々には、すごい献身的なおもてなしをされて本当に感動したのも事実です。
 帰国する朝、キム・ガンソン会長はホテルまで見送りに来てくれました。穏やかな優しさあふれる表情でした。
 日韓問題は非常に複雑です。いろいろな過去のわだかまりが消えかけたかな・と思うとまた再燃したり、正直国と国との対応には辟易するところも多いのです。しかし民間の友人たちの応対はそれとは真逆のものがあります。
 私たちはどのように対応していけばいいのかを考えさせられてしまうものでした。

2018.7.3
サッカーワールドカップで日本中が盛り上がっています。いや世界中が盛り上がっています。サッカー自体の面白さは非常に良く分かります。サッカー、アメフト、ラグビー、野球など大勢でやるスポーツは組織的な判断、総括的な判断が必要とされます。そういったものをよく理解したうえでディフェンスとオフェンスの徹底を図らなければいけないものだと見ていて思います。個々のプレーも非常に重要です。今回のベルギー戦では後半開始後の2ゴールは組織的なパス回しから一瞬の判断での個の力が大きかった。しかし、ベルギーは選手交代後絶対的守護神のヘディング、続くコーナーからのヘディングで同点にして、最後はカウンターのスピードで日本が追いつけず負けた戦でした。ここにすべてがありました。ボールを奪った瞬間に5人のベルギー選手が一斉に日本ゴールに向かって全速力で走ります。どこにいてもボールを受け取れるためでしょうね。結局は一番早い右にボールをけりだされ、そこから真ん中にパスされますが相手は3人、日本ディフェンスは2人でした。更にこぼれた場合は左にもベルギー1人詰めていました。1人スルーされ左からゴールでした。10秒もかからなかったでしょう、ゴールまで。
 積極的な攻めのサッカーを展開した今回のベルギー戦は見ていて清々しいものでした。予選リーグの最終戦はこれとは裏腹な試合でしたね。そのことに関しての日本中の見解は色々です。思うところがあるので記してみたいと思います。元来スポーツは遊びから発展してきました。ボール一個あって広場があれば皆で遊べます。野球だって子供のころはお金がなくて田んぼで稲の刈り株が残っていたところでも、川沿いの砂場でもどこだってやりました。人がいなければ三角ベースで数人でやったものです。そこには純粋にボールを追うという行為に何の迷いも政治もありませんでした。一試合に一打席に集中して幼稚ながらも楽しんだものでした。指導者がいていくら戦術が分かっていても個人の技術が伴わなければ何の役にも立ちません。技術はすごいけど連携してやらねば勝てないということも分かってきます。試合の方式も分かれてきて、今回のようなリーグ戦だと駆け引きが入ってきます。いかに効率よく勝っていくかを考えながら、情報を頭で整理しながら勝ち負けをピッチでコントロールしながらやっていく・・・それも分からないではありません。
ただ今回のように、負けることを前提に試合を消極的に行うことが褒められないことは誰にもわかっていると思うのです。柔道はポイントでリードしていても時間まで積極的に組まなかったり逃げているばかりでは指導が入ります。つまり-ポイントです。組まざるを得ない状況を作り出します。ボクシングもそうですね、マイナスな態度は即負けに繋がっていきます。時間制限のあるスポーツはどうしてもその配分を考えてしまうのでしょうか?
 サッカーにはそのペナルティは無いのです。おかしいではありませんか?昔からこういったことがよくやられてました。バスケットでもサッカーでも見ました。回せるのも技術だ‥と言う人もいます。奪い取れないほうが悪いのだ、とも。それもそうだと思った時期もあるのです。でも何か腑に落ちないのです。スポーツはそんなことを考えてやるものなのだろうか・・
 ルールは存在してそれにのっとってやればいい。そうですね、でも何かおかしいのです。それはルール作りというのは、策略をすることを前提に考えられたものではないからなのです。一生懸命プレーを行った結果こういう結果になって同率の場合はこちらが有利と結果を判断していくものだからなのです。ソフトテニスでも三つ巴になりしかもゲーム差が同一になった場合はポイント差になります。それでも同一なら対戦相手に勝ったほうが勝ち・となります。これはよく見られることですが、誰もそれを想定してポイントを一致させようとか思うものではありません。結果としてそうなるものです。そうなってもいいように最善を尽くして試合を行います。本来それが自然なことだと考えます。
 今回は勝っているほうも負けているほうもお互いの利害が一致して、どちらもが消極的逃げ切りレースになってしまったのです。攻めたことによって穴が生じます。そのチャンスをお互いに与えたくなかった・・・・見ている観衆は置いてけぼりですね。
 明らかな遅延行為に対してペナルティを課すべきですね、サッカーも。1分以上ボールをつなぎ攻撃の意志がないとみなされた場合はペナルティーキックを相手に与える・・これくらいの厳しさは必要でしょう。

 西野監督が大きな賭けに出たのだということはわかります。もしもセネガルが同点に追いついていたら日本は予選敗退でした。ピッチでプレーしていた選手も、日本中も、そして世界中のサッカーを愛する人たちからも総スカンを喰らってしまったでしょう。彼自身を戦術家としてみるならその賭けに勝った闘将だと思います。全世界中の人がその戦況を把握していたのならその時点でも支持はありあのような大ブーイングは起きていなかったのかもしれないですね。ただサッカーという純粋なスポーツとしてみた場合、あのプレーはやはり許されることではないでしょう。サッカー選手は子供たちに夢と希望を与えどんな時でも一生懸命にボールに食らいつき決してあきらめない・という風に生き方を見せてきたと思います。全世界に放映されたあの15分間の消極的プレーを純粋にボールを追っかけている子供たちにどう言い訳をするのでしょう。野球選手も調子の悪い時は三振もしエラーもします。でもグラウンドでダラダラとしたプレーはしません。一生懸命やっても心技体のバランスが崩れた時は仕方がないのです。でもその時の悔しそうな表情、観客からの罵倒にも耐えながら這い上がってくるから、それを知っているから皆応援するのでしょう。スポーツとはそういうものです。
 ベルギー戦はそれとはうって変わった戦いでした。終始積極的に攻めベルギーに支配される場面が非常に少なかった。そして攻め続けたし前半は守り続けたのです。後半10分までの流れは非常に素晴らしく2点のゴールは素晴らしいものでした。乾の放ったワントラップのミドルシュートは日本人の放ったゴールの中でもピカ一だったと思うのです。しかしその後の40分の長かったこと・・次第に高さを使った攻撃に逆転されていきましたが、後半はなった3,4本のシュートでも特に本田の2本は惜しかった。彼がワールドカップで優勝するという強い意志を持っていたので期待したのですが、まだ心と技術のわずかなギャップがあるなと感じてしまいました。勝てない試合ではなかった・・サポーターはそういいます。でもまだ勝てないな・と思います。個人の技術力は上がってきました。組織的なパス回しも飛躍的に向上。でも何かが足りていない。空中戦に弱点あり。攻守の切り替えの速度がまだ追いついていない場面が何度もあった。やはり戦術だけでなく縦への攻撃力、スピード不足とゴール前での縦から横への攻撃が単調すぎるの2点ではないでしょうか。

日本人は刹那の民族です。特に今を重要視する。ですから最後のベルギー戦でのいい試合ができたことで、・・やっぱり西野監督の判断は正しかった。あれで良かったんだ、勝負にこだわった結果がこの試合に繋がったんだ・・、きっとそう言うと思うのです。
 日本が今までできていなかった積極サッカー、縦パスを駆使して左右から切れ込んでいくサッカーがやはり重要だし、それができるようになってきた・それは素晴らしい収穫だったですね。4年前に長友が流した涙は。彼の足腰の素晴しさをこのピッチで証明してくれました。ベテラン選手は若いだけでなく経験とそれに基づいた悔しさの量を知っていて克服するために費やした時間は長いのです。若手は勢いと一つのことに突出した爆発力があります。それらの融合がベストだと思います。そういう意味では努力を前面に披露してくれた今回のジャパンにはありがとう・と言いたいです。
 しかしながら、過去を忘れてはいけないのです。あななたちが大人の事情でサッカーという競技の魂そのものをピッチの外に置いてこのトーナメントに上がってきたことを。僕はサッカーの神様がまだ日本には試練を与えたほうがいいと思っているように思えて仕方がありません。あと30秒もないアディショナルタイムに劇的にゴールを決められるなんてことは・・きっとそういうことなのです。
 何か大切なものを捨てた代償は大きい。それでいい結果をもたらしてくれるほど神様は寛大ではないのです。
もう一度原点に戻りサッカーの魂に戻らない限り日本のベスト8以上への道は限りなく遠いでしょう。

2018.6.28
6.23-24は宮崎での西日本シニア選手権大会です。6.22昼過ぎに宮崎空港に到着。熊本の松村さんのお迎えでコートまで。蒸し暑い日でしたが、選手は元気いっぱい。特に近畿の選手は練習を熱心にやっていたように思われます。あまりやりすぎてはいけないので15時過ぎにコートを離れホテルに到着。ゆっくりと前日を過ごしました。
 6.23は雨の予想でしたが、きっちりと当たりました。ただ開会式はやっておくとのことで豪雨の中で開会式。しかしこれもどうかと思います。全員がコートに出て会を始めるぞというセレモニーがあったほうがいいかもしれませんが必須ではないでしょう。体中ずぶ濡れになるほどの豪雨の中で遠方よりそれほど着替えも持ってきていない人たちを長時間集めておくことは失礼な運営と言わざるを得ません。臨機応変に対処することが求められます。
 そしてさらに1時間雨中で待たせて結局は当日中止。次の日に決定した途端、雨が小降りになり14時ごろまではテニスができる状態になりました。これも結果論ですが判断が悪かったとしか言いようがないですね。当初は11時に判断するといってたのですが、きっと根拠があったのでしょう。貫けないところに問題がありました。その日にリーグの半分でもやっていれば十分こなせれたのでは・・と思うのも結果論ですね。
 6.24は朝1時間繰り上げての試合開始。ただ1日で終了させたい意向らしくリーグ戦がトーナメントに急遽組み替えられました。いろいろ意見があります。何のために予備日を設けているんだ・・シニアならそのあたりの時間の融通はきくから月曜まで伸ばしてもいいんじゃあないのか・・だったり、予備日はあくまで予備日で本来どうしようもなくなった時使うものだ・・とか。
 運営する側の人の問題もありますしそんなに無理を言うつもりもありません。しかし受付をした以上、そのルールでやるというのが普通でしょうね。確かに要項にはそういったリーグからトーナメントへの移行のことも書いてはあるのでしょうけれども、それこそがどうしようもなくなった時の対応策でしょう。もう少しアスリートファーストであるべきものだと考えています。競技性とかもしもオリンピックを目指して国際性を強調する競技なら、ジュニアからシニア迄一貫して競技者を大切にすべきだと思ったものです。
 付け加えますと、チャンピオンシップを謳う選手権と名の付く大会は、トーナメントであるべきです。地区選手権、西日本、全日本、少なくともこの3つの大会はトーナメントであるべきものだと思います。

競技は時間通りに始まりました。60,65男子は数が多くコート4面を使っても夕方までかかります。それは皆賭けている大会だけにファイナルが多く簡単には決着がつかないのです。またローカルと違った面を見せてくれる大会でもあります。我々の相手は芝田・上島ペア。芝田さんとは何度も対戦しちょっと分がいいくらいかな。上島さんは上がりたての前衛でパワーがありなかなか技術もよさそうだと前前々日から思ってました。1ゲーム目は相手の簡単なレシーブミスやこばちゃんのロブ、ボレーポイントなどで簡単に取り、これはいけるだろうと思ったのです。しかし2ゲーム目、レシーブミス、レシーブをボレーされたりイージーミスで0-4で落としました。芦屋オープンと同じで、このゲームをしっかりと取っておけば、サーブでもレシーブでも取れない・・と相手に焦りが生じます。でも簡単にポイントが取れると、何とかなるんじゃあない・・、と思われると精神的にタイになってしまいます。それが一番怖いのです。特に芝田さんはロブを中心に組み立てます。小早川さんとよく似たタイプです。先に振られ前衛に捕まったり押し切れなかったりで2ゲームを落とし1-3です。もうここででていこうと相談し、抜かれたら走るとなって取りにいきました。3本ボレー、向こうの上げミスで4-1で取りゲームカウント2-3です。ローカルならここで引いてくれるのですが、ここはステージが違います。必死で打ってきます。次のレシーブ1本目をバックアウト。2本目は芝田さんロブアウト。3本目を前衛が後ろにいたので攻めていったのですがボレーがネットイン。次の前衛サーブが最も厳しいセンターに速いサーブが入り返せず1-3。最後はレシーブをロブしてストレート展開から前衛のサイドを狙ったボールがサイドアウト。2-④で負けてしまいました。敗因は2ゲーム目でしたね。どちらかというと自滅。私の反省はたとえ相手がロブ中心で取れなくともコースにプレッシャーをかけなかったことですね。1ゲーム目が簡単に取れたのである意味様子見でいたのですが1-2になった時点でもっと考えなければいけませんでした。
 あとは観戦をしました。篠邊・松村も1回戦で男座・鶴岡に2-④負け。鶴岡さんは近畿から好調でレシーブミスも殆どありませんでした。逆ポイントのマッチのボレーがネットイン。これでツキが男座ペアにあることがはっきりしました。長いジュースを制して男座・鶴岡ペアが勝利しました。しかしここまで。私の一押しの野崎・田中ペアは順調に勝ち上がりましたが準々決勝で常久・藤原ペアに0-④負けとのことです。準決勝は常久ペア④-2柿原・東でした。柿原さんは練習で何かを吹っ切ったようでした。大会で実力を出せる、それが素晴らしい。反対は我々の山では体調を崩した黒田・近藤ペアに古賀・蔀④-0、古賀・蔀④-3芝田・上島でした。芝田さんは指宿・鈴木にも④-2で勝ち、あのテニスを貫いたのですね。第2シードの俵・飯田さんは順調に勝ち上がりました。新開・杉野ペアとの戦いは杉野選手の痙攣で勝負ありでした。この日の新開さんの出来で前衛が完調ならきっといい試合で勝ち上がれていたのではないかと思います。古賀・蔀④-0俵・飯田でした。俵ペアが0負けとは古賀さんの調子が良かったことはわかります。昨年の北九州で組みましたが、その後の西日本・全日本から素晴しい活躍でした。何かを吹っ切って強い古賀さんになったようです。決勝は古賀・蔀④-1常久・藤原でした。結果は見ていませんが素晴らしい勝利ですね。

6.17は芦屋オープン大会です。毎年西日本シニアの一週間前に開催されるので、ちょうどいい最終調整練習と位置付けて中国近畿四国地方の主だったメンバーがやってきます。クラスも60,65は充実していてこの中で上位に食い込めば西日本、全日本でも上位に行けるだろうと予想できます。今年は小早川さんが奈良県のクラブ対抗があるということで不参加。代わりに徳島の佐藤さんにお願いしました。同一リーグに黒田・近藤ペアがエントリーされてましたが黒田さんの体調不良ということで不参加、代わりに他のペアが入ってきました。結果は3試合でした。お互い2勝同士で原田・栗尾ペアとの対戦です。原田さんは近畿大会でもやりましたが、今年はあんまりボールに切れがありません。柔らかさが少し徹底しきれてないようなテニスになっています。ただこのペアで中国地方では結構勝ってますのでペアリングは良さそうです。気合を入れて入っていきました。原田さんの出来は前回と同様です。これはいけるかな・と思ったのですが。1ゲーム目を取ったのですが、2ゲーム目を0-4で落としました。これがいけないです。相手にしてみればいけるかも・といった気持ちにさせるのです。何とか粘り追いつくか1-2本取っておけば大分考え方も変わってくるでしょう。次を取られ1-2。4ゲーム目は割とあっさりととり2-2。これはいいのですが取られる時が良くないですね。次をまた簡単に落とし2-3。次は3-1とリードしたのですがレシーブミスと原田さんにスマッシュを決められデュース。ポイントを取りリードするも取りきれず2-④負けです。これは1-3から逆に追いつかれた悪い展開でした。リードした時は1回しかチャンスがないと思い集中する。追いつくときは粘っこくチャンスが来るまでは耐える・・・これが不足していました。
 この日の大当たりは鳥取の野崎・田中ペア。打つボールの勢いがありコースも厳しく、田中さんの動きも次第に良くなっていき完璧に近い形で勝ち切りました。65歳は同じく八代醍・岩切ペアが打ち切って福谷・高田、谷本・小森を粉砕して勝利していました。2ペアの西日本シニアの活躍が期待されました。

2018.6.16
6.10は北九州シニア大会でした。毎年出かけていきます。新日鉄OBの松田さんから毎年お誘いがあります。団体戦と個人戦と2回あるのですけど、今は個人戦のみの参戦となっています。新開さんと西日本でのペアを組まなくなり、この大会は後衛さんが毎年変わっています。今年は新日鉄大分の迫田さんとペアを組ませていただきました。迫田さんと私は同学年で何となく昔から機会があれば組んでみませんか?と言ってたのですが、遠いこともあり組めるのはこの大会位だな・と思っていました。今年は早めに連絡して組むことになりましたが、お互いに色んなところが故障しています。満足のいくプレーができるか不安を抱えながらやっていたと思います。65歳にエントリーしました。今年はローカルでは65歳に出ることが結構多いです。でも60も65も変わらないですね。リーグ戦はブロック3つです。我々のリーグは1ペア棄権となり同一ペアで2試合行うことになりました。1試合目は④-1で勝利。ダブル後衛でしたのでセオリー通り不安定な方を狙いそれが成功しました。2試合目も同じようにやればいいし2ゲーム取れば負けてもいい・・という心のゆるみが出てしまったのでしょう。なんとなく丁寧にいって相手のミス待ち、そして力を入れないで手さばきで簡単にストップボレーをやろうとか‥やることなすことが裏目です。1ゲーム目を縺れて落とし、まあいいか、で2ゲーム目を落としました。3ゲーム目に話し合って気を入れていこう!となったのですが、これもリードしながらひっくり返され落とし0-3.相手はブンブン振ってきます。気が付けば0-3の0-3。もう後がありません。腹をくくるしかありません。もう出るわ!!迫田さんは何とかつないでくれます。手先で処理せず足を動かして基本に忠実にボレーをすることだけを考えました。3本連続ボレーが決まりやっとデュースです。またここから結構縺れリードするのですけど決めきれません。何度か攻防の後ボレーでアドバンテージを取った後、首を振ったらバックアウトしてくれました。ゲームカウント1-3です。やれやれもうⅠゲーム。。。と思ったのですが、なんと次のゲームも0-3になってしまいました。そこから相手のラリーネット。レシーブのサイドパッシングアウト。レシーブのボレーでデュース。次の一本はロブをサイドアウトしてマッチ。これを次の正クロスラリーをボレーでデュース。次は長いラリーとなったが相手のネットアウト。最後はスマッシュでゲーム2-3.これでリーグ上がりが決まったので後衛さんの脚を考えて次のゲームは簡単に落として2-④負けでした。
 しかし、余計なことを考えて邪心が入るとテニスが縺れてしまいます。相手にイケると思わせると本来技術にそんなに差があるわけではないので簡単には勝てなくなります。ライオンよろしくウサギを倒すにも全力で!なくてはなりません。相手がウサギかライオンかはそれこそやってみなければ分からないのですから。

準決勝は福谷・松村さんです。福谷さんには先手必勝です。
気合を入れてはいるとそんなにもミスはなくまたおかしなポジションも取らなくなります。それくらい精神的な部分がプレーに影響を与えます。いつもチャレンジャーで謙虚にテニスをすることが重要です。上手い選手に対して卑屈になるのではなく冷静に対峙していくことがいいのでしょう。
迫田さんんもそんな感じで入っていました。前衛が松村さんだから福谷さんの打ったボールにほとんど反応して取りに行きます。無理なミスもありますがきっちり決めてくるところが締まっているのでやはり強いテニスという印象です。つないだボールをほどんど取られました。2-2まではいい感じでしたが、後半打たれ凌ぎきれなかったです。でもテニスのスタイルやボールの回し方など流石に迫田さんはいい選手だと思いました。坐骨神経痛や色々身体的な故障を早く克服してください。来年のこの大会でも組んでほしいと願っています。試合は2-④で負けました。
 決勝は福谷・松村vs真鍋・原口でした。お互い強打者の印象で打ち合いになるかなと思いましたが、真鍋さんが容赦なく打ち福谷さんが凌ぐという展開でした。やはりそうなると打っているほうが圧していくのですね。ミスなく打ち続けるとミスなく凌ぎきるとはやはり最終に上げミスが出てしまいます。割とすんなりと試合が終わってしまいました。松村さんはもっと打ってもらいたかったようで少し物足りなさそうな感じでした。今年の真鍋さんはいいですね。65歳の部で真鍋・直原ペアは強いと思います。
2018.6.5
6.2土曜日は65歳以上男子の大阪府社会人選手権がありました。梅雨前の暑い日でしたがまだ真夏とは違います。しかし、参加組数は春に比べて少なくちょっと寂しいものでした。でも65歳男子は強豪ぞろいで気を抜く暇もないのが実情です。昨年は叔母が前々日に他界し当日が葬儀にあたりやむなく代理をOB会の辻さんにお願いしました。
 今年は谷本・小森と同じ第4シードのブロックに入ってます。これまた厳しい。第1シードには福谷・高田と綱島・成富がいます。福谷さんは昨年までは絶対的でしたが今年は綱島さんと壮絶な試合をしました。近畿大会は完璧に勝ったのですが、綱島さんにファイナルで敗れました。成冨さんが要所で絡み、信じられないようなフォローが何本も出ていました。粘りの綱島さんと成冨さんのペアは何とも言えない絡みの妙があります。私は大阪の大会だけ吉野さんにお願いしています。谷本・小森ペアにはここ2回連続で負けています。今日は吉野さんのボールは鋭く調子がよさそうでした。1ゲームをしかし3-1から落としました。最近の悪い癖のでたところです。2ゲーム目レシーブは取り1-1。このペースで1つ崩せばいいかと思っていたのですが、3ゲーム目を落とし1-2。4ゲーム目をこれまたリードしながらもつれて落としました。1-3。5ゲーム目はもっと悪く3-0から追いつかれ、アドバンテージのスマッシュをミラクルフォローされて、そのまま逃げ切られました。1-④。これで3連続負けです。断ち切らねばなりません。今日は私のボレーの空振りが2本大事なところで出ました。身体と目が何だか一致していないような感覚でした。その他にもイージーボレーミスが3本くらいあり、これでは勝てません。締められなかった私のせいで負けたといっていいでしょう。吉野さんには本当に申し訳なく思います。
 谷本ペアと綱島ペアの準決勝は④-2で谷本ペア。3シードからは堤下・土井ペア、2シードからは前田・木村ペアが順当に上がりその対戦は④-1で堤下ペアです。決勝は谷本-堤下ペアの対戦です。始まり2ゲームは堤下ペアが攻め土井さんのボレーがミスなく打ちにくいところに返球され定期堤下ペア2ゲーム連取。しかしここで谷本さんがロブを使い始め土井さんはスマッシュが強くなくて堤下さんも防戦になります。ロブ展開が増えると土井さんは脚が痙攣しやすくつり始め、動きが鈍くなりました。堤下さんも無理に有効打を打ちアウトや小森さんに捕まり始めます。そのまま④-2で決着しました。
谷本・小森ペアらしい勝ち方でした。

6.5今日は夕方から雨が降り始めました。いよいよ梅雨入りのようです。   

2018.5.31
忙しい5月が終わり蒸し暑い季節がやってきます。今年は全てが早く進行しています。桜やボタン、色んな花が春には一斉に咲きました。季節感がちょっと無くなってしまったような気がしたのです。そして同時に季節は前倒し、1~2週間は早く進んでいるようです。梅雨も最近では6/10過ぎに梅雨の走りがありますが、どうやら今週あたりがそれにあたります。来週後半からは本格的な梅雨になるのではないでしょうか?

2018.5.29
5.27は四国中央市で第1回の大会が開催されます。三島クラブの近藤会長が新たに立ち上げられました。私は近藤さんのテニスに傾ける情熱が凄いと常づね思ってきました。そして信望も厚く会を纏めておられるのだと今回実感することができました。地元への愛着を久しぶりに感じた会長挨拶でもありました。大都市集中型の世の中になってしまっていますが、ここはこれからも継続して守っていく方々がいらっしゃることでしょう。
 前日は徳島に渡りました。今回は台湾以来久々に新開さんとペアです。しばらくぶりなので合わせておきたかったのです。練習は阿南市まで行きました。日清紡の原・一ツ松ペアが練習されているところにお邪魔しました。ここでは日清紡の元実業団選手たちが大勢練習しています。話を聞くと同じ中学や高校のOB達の集まりのようです。なかなかいい関係で練習が行われていると感じます。誰かがリードしていってるのでしょう。
 ここでは3試合ほどさせてもらいました。50代の選手たちとの試合は1~2ゲーム取るのがやっとでした。自分たちのできることを確認したかったのですがサーブ、レシーブとか一本での勝負などはできましたが展開などの確認はちょっと難しそうでした。まあ前日にはボールに慣れておくことと自分ができることが何パーセントできるかを把握しておくことが重要です。3時間弱練習してお暇しましたがこれで十分です。若い時のように満足するようにまではやるときっと次の日がもたないでしょう。
 阿南クラブがすぐ近くで練習しているとのことなので鵜尾さんに挨拶していこうということになりテニスコートを探しました。確定していなかったのですけど我々の嗅覚はなかなかいいものがありました。一発で発見。そこは少し小高い丘の上で竹林を開墾して作ったとのことでした。一度は土が陥没して作り直したとのことですが、きれいなオムニコートが2面あります。シニアと一般成年の選手たちがそれぞれ1面ずつ使って練習しています。人数は少なく1面3~4名でもったいない気もするくらいです。一面でストレートラリーを後衛がしています。しかし延々と続きます。アレーでのラリーが2~30分くらい続きました。すると一人紅露さんがやってきました。今まで磯野さんがラリーをしてましたが、続いてラリーに入ります。それもまた長いです。隣のコートでは成年チャンピオンの山田さんがこれまた左利きの今年尽誠高校をでた若い前衛とホントに一時間近くラリーをしていました。すると紅露さんはその若い前衛とまたしてもラリーをし始めました。かなり歳の差があります。前衛とはいえかなりのラリー力のある実力者です。果てしなくミスなくラリーが続きます。ロブなんか殆どありません。独特の中ロブというかつなぎのシュートは混ぜながら続くのです。見ていて感心してしまいます。
 すると鵜尾さんが試合をしようと誘います。鵜尾・紅露vs磯野・西山さんです。全員後衛ですが紅露さん、西山さんはどちらも前衛をします。しかもかなり上手です。あまり前後衛ということを気にかけてない様子。鵜尾さんも話をしていると色んなところが痛いとか練習が週1回しかできないと言ってますがどうしてどうして、ストロークは健在ですし足も非常に速いのです。本人は足は遅いといいます。しっかり見ているとやはり打ち終わった後のポジション移動と次に打たれるコースの予測は的確で殆どミスなく早いスタートを切っています。10~15mしか走らないテニスコートです。100mの記録よりも予測して移動する勘の鋭さの方が勝ることは明らかです。予測を視野に入れた練習を取り入れていくことが必要だと感じます。
 こちらもいい感じで練習が充実しています。いい環境と良いメンバーが揃っているだけに阿南クラブは強いです。今後も強さを保っていくことでしょう。
 次の日は5.27、試合会場へは徳島道経由で1時間30分です。ちょうど体が起きていいのかもしれませんね。いい天気で暑い日になりそうです。かわのえテニスセンターには初めてきましたが、本当にいい設備です。立派なコートとクラブハウス、テニスを大事にしている土地柄なんだということが分かります。主に中学生の試合をするとのことですが、大阪ではないくらいのいい設備です。
 試合は面白い区切りで我々は64歳以上のクラスです。中間で区切ってあるので普段当たらないクラスの人とも当たります。我々は65歳の部にデビューといった感じでしょうか・・普段やる人たちは57歳の部でやってます。こっちじゃあないの・と言われますが、やはり先のことを考えると上のクラスですよね。でも我々と同級生は殆ど出ています。常久・阿部、緒方・荒川、大関・山崎、善家・大塚、丸・金澤、畑本・河田、大森・尾池さんあたりがトーナメントに駒を進めてくると予想していました。我々のところでは初戦が大森・尾池ペアです。60過ぎの時に担石クラブの100回記念大会で準決勝でやったのですがマッチまではいきませんでしたが苦しんだのを覚えています。今回も新開さんのサイドパッシングを大森さんが走って拾い返ってきました。唖然としているうちに新開さんが返球ミスし、そこから自滅っぽくなってしまい2ゲームを先行されました。これはいかんとガッチリ行き始めてから流れが変わりました。大森さんの無理打ちなどもあり④-2で勝ち。
 次は辻原・三木さんです。辻原さんはゴールデンウイークに岡山山陽クラブにお邪魔させていただき一緒に組んだりしましたので大体の様子がわかっていました。初めてでなくて良かったです。左利きの後衛さんは初めては難しいもんです。④-0。最後善家さんと2勝同士になるかと思いましたが、彼らが大森さん達に負けてしまいました。勝たなければ彼らには目がありませんので必死でくるでしょう。ということで気合を入れ④-1でした。上手な配球でしたが、新開さんのパワーに負けた感じです。
 トーナメントに入ると我々は第2シードでベスト4入りです。対戦相手は緒方・荒川‐大関・山崎ペアの勝者になります。この対戦は予選リーグや最近の試合を見ていてもちょっと予測がつきません。今日の様子を見ておこうということでしっかり観戦しました。両後衛は練習が十分なのでしょう、攻めつなぎがしっかりしています。緒方さんにややイージーミスが多いように感じました。前衛はその流れの中で対等な感じですが荒川さんに大事なところでレシーブミスが出たりしました。ただ5ゲーム終わった時点で緒方ペア3-2でリード、最初の2ポイントで2-0となり勝負あったと思いベンチに戻りました。2階にベンチをとったので遠めに見ることができますが、何だか縺れているようです。あれあれと思っているとファイナルに・・そして逆転で大関・山崎ペアが勝利しました。大事なところで緒方さんのダブルフォールトやネットアウトがありました。最近リードしながら決めきれず緒方さんは負けている試合が多いです。少しトラウマがあるかも知れません。
 反対の山の準決勝は常久・阿部-畑本・河田ペアです。同時くらいに始まりましたが④-0で常久ペアが勝ちました。
 我々の準決勝はやはり接戦になりました。準々決勝の勢いそのままに攻めてきます。0-2と先攻されました。ここから気合を入れて1-2。4ゲーム目を2-0とリードしたのですが山崎さんのサーブで追いつかれて2-2。ここから縺れてお互い大事なゲームはわかってるので必死です。ただ最後に押し切られてゲームを落とし1-3となってしまいました。ちょっとまずいなと思ったのですけど、ここは少し勢いを止めておこうと右ストレートでポーチにでて決まりました。そこから大関さんの勢いが少し衰えて上げてくれだしました。でも2-0から2-2に追いつかれ僕のサーブのリターンをミス。マッチを取られましたが新開さんの踏ん張りでジュース。あと2本も彼のストロークとサーブで取りきりました。GC2-3。6ゲーム目は2-0からストレートポーチで3-0。レシーブミス後新開さんのセンター中ロブをスマッシュでゲーム。ファイナルです。ファイナルも僕のミスが多く1本取ってはミスと3回連続でした。3-3。ここで締めないとと思い4-3からのレシーブは慎重に行きストレートハイボレーで5-3。次もセンターへロブを打ってくれてバックボレーで6-3。レシーブアタックミスで6-4。新開さんラリーミスで6-5。僕のレシーブで大関さんほとんど入ってなかったのですがクロスに比較的速いサーブが入りました。ちょうどいいポイントだったのでサイドラインめがけて打つと大関さん追いつけずラケットに当たっただけでサイドアウト。7-5でした。やれやれやっと決勝です。  
 決勝は常久さんと久しぶりの対戦です。新開さんと組んでやったのはずいぶん昔です。新開さんは最近杉野さんと組み何度もやってます。勝率は50%くらいではないでしょうか?でも全日本のトラウマが消え去ってくれてるでしょうか?当たって砕けろです。 
 レシーブから入り一本目ファーストリターンをサイドパッシング。でもきれいにボレーされました。2本目はセカンドサーブがサイドラインぎりぎりです。これも迷わずサイドへ。これはボレーミスでした。阿部さんのサーブで2本とり常久さんのストレートラリーネットで1-0。次はサーブですが0-4で落としGC1-1.次のゲームが山でした。3-1から追いつかれてデュース。何本もデュースを繰り返しやっと取り2-1。次はその勢いで取り3-1。次のゲームを落とすとまたズルズルいきそうでした。3-1となってよしどちらか1本・・と思ったのですがレシーブミス、中ロブを触られてデュース。今度も長い1本の攻防です。リードしてもリードしても1本が遠いのです。最後根負けして私のスマッシュミスと新開さんのネットアウトでゲームを取られました。
 ファイナルは本当にこれは拙い、きっと攻めてくる!と思いました。サイド一点に絞って待ちます。ファーストがちょうど正面に入りました。思い切ってやっぱりサイドです。きれいに面があって会心のボレーとなりました。2本目も常久さんのロブが短く2-0。3本目レシーブミス。4本目は阿部さんスマッシュアウト。最後もロブの上げミスをスマッシュ出来てゲームセット・・・やっと勝てました。   

2018.5.21
今日は朝から行きつけの整骨院で体の手入れをしました。日曜日の市民大会で久しぶりに後衛をしました。7チームの総当たりリーグ戦ですから6試合を行う予定でした。1ペアが棄権のため5試合となりましたが、それでも多すぎるくらいでした。膝と肩に故障があります。膝は1年間の治療で問題ない程度にまで回復してきました。ただ完治したわけではないので上手く付き合っていかなければならないようです。
 肩は膝をかばってか上半身に負担をかけてしまったのでしょう、大きな痛みがありますが60肩・・かとも思えるほどではっきりとした原因の確証はありません。でも何人かの整体の先生に症状を話すと上半身、特に前に肩が丸まってしまっていてそこが縮こまっているから引っ張られて痛みが出ているのだろうということを言われます。縮こまった筋肉を元に戻すには気長なストレッチが大切で、特に運動後はしっかりとケアしなければいけないようです。
 今日TVを見ていたら、肩の血行を良くする簡単な運動というのが紹介されていました。やってみると確かに改善されたような気がします。ただ一瞬のことで整骨院などに行ってもその日の何時間は直ったような気になりますが、次の日は元通りということがあるので経過を観察しその運動を継続してやってみようと思います。体が固まってしまうのは本当につらい色んな症状を引き起こすものです。肩が痛いので最近では肘も違和感があります。この辺りも注意していきたいところです。

先日からアメリカンフットボールの日大、関学の試合で信じられないような反則プレーがありました。それが大きなニュースとなり数日間朝から晩までずっと井戸端会議番組で取り上げられて来ました。ラフプレーの裏にはどんな背景があったのか・・色々憶測の中で議論が交わされました。
 本日14:45から日大のタックルをした選手が会見を開きました。それをずっと私は見ていました。そして見ている間中何度も涙が出てきたのを止めることができませんでした。彼がアメフトに対する思いを語った時、予想はしていましたがその時の毅然とした態度と口調、目に彼の決心を感じました。
 ・・アメフトは高校時代に初めて触れて、コンタクトスポーツの楽しさに夢中になり大好きでした。しかし大学に入り環境の厳しさも含めて次第に好きではなくなっていきました。・・退場になった後彼は自分の犯した罪の重さに耐えきれず号泣したそうです。カメラがそれをテント越しに捉えていました。確かに相手のキーマンをつぶして来いと命令された時、そんなことできません!となぜ言えないんだ・・・というのはレギュラーというポジションを人質にとって脅迫されていて、そして圧倒的に権力の差のある監督とコーチのパワハラに、いくら体が大きいとはいえ20歳そこそこのスポーツの技術、体力、精神力向上に全てを捧げている一人のアスリートにできるわけがありません。
 彼は言います。今の状況でアメフトをやれるはずもないし、今後2度とやろうとは思わない!と。
 彼は全日本のメンバーに選出されるほど優れた選手です。そのスポーツをやり始めて5年でしょう。アメフトが大好きで始めてわずか5年で関東の超名門校におそらくセレクションで入学し日本のトップ選手になり、本来なら希望に燃えている20歳です。その彼がしっかりとした声で目も泳ぐことなく迷いもなくキッパリと・・もうアメフトはやらない!・・と明言したのです。

 私も今まで30年近く中学校、高校、数人の小学生、大学生、社会人、レディースともかかわってきました。コーチというものの役割についてそれこそ必死で考えました。どうかかわって、何を最終的に彼らが得てくれればいいのだろうかと。
 私は今の高校にも行き始めてもう早いもので5年になります。普通科の公立高校ですから、昔見ていた私学のテニスのために入ってきた生徒とは入ってきたときの心構えが全く違います。ですから中学校の土壌も様々で、熱心に競技テニスをやっていて高校でも上手くなりたいと思っている人、全く遊びでやっていて形も心構えもないけどテニスは好きな人、友達と一緒に初心者だけど何かを始めようと入った人、くらいに分かれます。全く違ったベクトルを同じ方向に向けて、共通の目標を持たせ競技テニスの心に変えるのに1年くらいかかります。テニスで勝ちを目指す私学や意識のある学校とすでにここで一年の差がついているのです。でも目覚めてくれれば上達は早い、僕がビックリするくらい上達していきます。
 一番大切なのはテニスを好きになること、そして遊びではなく競技テニスをすることで自らが色んな困難を乗り越えていく力を持つことです。コーチの役割はもちろん技術を与えることは必要条件です。これがなくては技術的な信頼関係が生まれません。でもその前に、生徒にテニスはこんなにも楽しいものなのだと教えてやること、テニスを楽しくするためには何が大切なのかを教えてやらねばなりません。
 人間力が高まれば自然とテニスは強くなります。自分がテニスをやりやすい環境を自ら作ることができるようになればもうそれでコーチの役割は80%終わりです。後の10%は技術の指導をすること、より高みにもっていくことでしょう。
 そして最後の10%は私の信念ですが、彼らを自立させなくてはなりません。実はこれが一番難しい事なのです。
 僕はもうずっと以前から大会には付き添わないようにしています。特に私の中ではインターハイ地区予選は僕の指導の卒業試験と位置付けていますので。私は卒業試験は自らの技術と体力、そして困難を乗り越える心で切り開いていくものだと入学した時から事あるごとに言い続けています。大人の監督やコーチが後ろにいて、その操り人形のようにプレーをするスポーツは私は好きではありません。監督が必要ならば、高校生にやらせればいいのです。それこそ達成感というものが彼らに生まれるのではないでしょうか?
 皆さんが当たり前のように思ってる、高校野球などの監督をどうして高校生にやらせることができないのでしょう。私は見ていて恥ずかしく思います。
 ソフトテニスも監督がベンチに入ることなどやめたほうがいいと思います。教育とは一人で生きていくために人を自立させる術を身につけさせることだと信じています。

今回の一連の問題もそういったところに端を発します。フォーメーションや攻撃パターンなどそれこそ繰り返し技術の習得は練習しています。しかし何も精神的な訓練がされていなかったではありませんか・・善悪の判断をすることさえもできない学生、そしてそれを知っていても止めることのできないチームメート・・これが健全なスポーツをやってる大学のチームなんですか?
 ラグビーにOne for all, all for oneという名言があります。私も生徒によく話します。テニスは個人競技のように思われがちですが2人の団体戦です。5人でやったり9人、11人、15人でやるスポーツよりもより一人の個人力が重視されます。しかも2人が1人のようにカバーしあい攻撃しあって成立するのです。また3ペアで1チームを構成して団体戦を行います。こうなると、1人はチームのために身を粉にしてボールを送り技術を作ってやります。個人は上手くなることでチーム全体が育っていくのです。誰が落後してもダメですしチーム全体が同じ目標に向かわないと決して勝てないのです。
 3年間をずっとモチベーションを持ち続けることも難しいですし、ケガも病気もさらに学業の不振で辞めざるを得なくなったりもします。でもそれを乗り越えなくてはいけないのです。
 すべてのスポーツは自分だけではできません。テニスなら、集中させてテニスができるよう援助してくれる保護者がいます。環境を整え練習や試合を組んでくれる先生もいます。技術をサポートしてくれるコーチや先輩もいます。そしてテニスコートがあり、今の学校には公立高校には珍しい照明まであるのです。何よりも一緒にボールを打ってくれる仲間がいるではありませんか。決して一人ではテニスはできないのです。
 生徒にはいつも感謝を頭においておけとはいいません。でも忘れたり一度も思いもしないようでは人として情けないことだと思います。
 そして指導者は純粋にスポーツに没頭させてあげてください。そしてやっててよかったと思える学生時代を過ごさせてあげることは十分条件です。

私も指導ということについて改めて考え、心に刻み込んだ最近の出来事でした。

2018.5.13
昨日は明日香コートで近畿選手権がありました。6年目のシニア60は厳しくもありましたが何とか3位でした。自分の山は厳しいとは思いますが、試合というものはやってみないと分からないものだとつくづく感じます。
 4本のシードで3つがbest4までちゃんと上がってきましたが、それも予想としては反していました。自分の山では原田前川か上田松村が上がってくると踏んでました。原田前川が④-1で上がってきました。彼らの実績は十分あります。2年前の近畿大会ではやはり準々決勝でファイナル5-7で負けました。そのころに比べるとお互いに歳をとりボールの勢いは減っています。しかしこういったチャンピオンシップの大会では本領を発揮してくるものなのです。現に第1シード柿原杉野は上がってきました。我々もやっと体が少し回復し戦える程度にまでは来たと思います。まだ最後にググっと押し切ってしまう勢いが戻っていないのは確かです。加えて2年前のリベンジに燃えていたのも事実です。敵は自分、が今回の2人の共通認識です。いつでも自分を鼓舞してやりきることが大切です。原田さんは足も速く何本でも繋いでくるという粘りのテニスが身上です。
 試合をやってみると原田さんの攻めが早くサイドに向かっていつもより予測の範囲内で打ってくるボールが多かったです。また前川さんは積極的なポーチも少なく今日は助かりました。いいところでネットインがあり、相手のイージーミスがあり・・ラッキーにも勝たせてもらい次の準決勝に臨みます。
 準決勝は櫻井鶴岡ペア。櫻井さんは初めて見ます。小早川さんは良く知ってるようですが僕はわかりません。彼らの山は第3シードのところでトーナメントでは最も過酷な実力伯仲ペアが揃っています。いろいろ大会を見てるのですけど、ここを勝ち抜いてきたペアが優勝する確率が非常に高いです。激戦を勝ち抜きその日の試合としては最も勢いがあるからなのでしょうか?
 中村村田、高木東、中野田中ペアを下ろして上がってきています。気を抜いてはいけないと言い聞かせてコートに入りましたが却ってそれが体に緊張感を与えたのかもしれません。どうも後で見ると固くなっていたというか大事にいけばいいんだという気持ちが強かったように思います。のびのびと打つ櫻井さんのボールは振り切ってるだけに皆入ります。また力みがないのでしょうか?伸びもいいのです。長い深いしかもシュート回転のボールが入ってきます。後衛は打ちにくそうです。1ゲーム目も3-1とリードしたのですが追いつかれスマッシュとボレーで取られました。2ゲームも3ゲームも・・同じ感じです。抜かれるのだけ警戒と思って臨んでいるだけに取りに行けてません。それもまた自由に打たせている原因なのです。相手に考えさせる・迷わせるボールを一体何本使ったでしょう。皆無です。負ける時はこんなものなのでしょうか・・?
 3ゲーム目のゲームポイントもネットインでした。風も相手側に吹いていたようです。0-3から3-2のボレーポイントをミス。しかし何とか踏ん張ってみようと一進一退。相手も会うとボールを触ったりミスが出てきました。1-3。次のゲームは割とすんなりと取れて3-2。もう一つ追いつけばファイナル。そうなればこちらのものでしたが。6ゲーム目は浮いたボールをスマッシュされたりツイストミスしたりで1-3。最後もレシーブツイストの浮いたボールをスマッシュされました。ここが踏ん張りどころでしたがまだ押し返す心の体力が残ってません。ギリギリまで追い詰められて挽回するのは苦しいです。やはり最初のゲームからしっかり行って3ゲームまでに最低1-2にしておくことが非常に重要です。
 櫻井鶴岡ペアはその後も波に乗り決勝戦も2-3から長いジュースを乗り切ってファイナルとしてファイナルも一進一退。6-6のジュースから最後は8-6.鶴岡さんのスマッシュアウトを杉野さんがノーバウンドで触ってしまいました。こんな日があります。今日は櫻井鶴岡デーでしたね。後から見れば櫻井さんは殆どミスをしてません。鶴岡さんも間にミスはありましたが肝心なところはシッカリと決めてました。
 今日は完敗でした。

来年の近畿大会の会場は長浜だそうです。西日本シニアが奈良で開催されるためです。また頑張りましょう、65となります。

2018.5.5
5.4は吹田高校にいきました。5.5がインハイ団体戦の予選リーグ戦です。ここを勝てばトーナメント。2回勝てば近畿大会です。そこで何とか男女ともに近畿に行ってほしいと願います。中村さんも年1度の顔見世で楽しみにしていました。私が思うほどに男子には気持ちの充実は練習には感じられなかったです。女子は実力がそこそこあり有望な新人の加入もあってまとまりかけていました。女子のドローはいけそうです。男子もいけそうと思ってましたが、今年は天王寺高校が強くそこに勝たねば男子は予選敗退となります。気力が大事ということを強調して練習を終えました。果たして結果は明日です。
 後日の結果で女子はリーグ1位通過、あと2試合です。男子は残念ながら1勝1敗で2位、敗退です。見てませんがスコアはファイナル2つ、2負けが1つ。試合の形には十分なったことを物語っています。何かが少し足りなかった。一昨年も何かが足りなかった。それをこれから克服していくことが在校生の目標でしょう。

5.5
朝は好天、少し肌寒いが風も少し収まっています。今年は温かいのでしょう、例年ツツジが満開ですが、今年はすでに散ってしまっています。今日はペアは徳島の佐藤さん。膝の故障で2年ほど休んでいたのは僕とほぼ同じです。少し良くなったとのことで1試合出てみることにしました。リーグも厳しくリーグに黒田近藤ペア。豪快な2人に昨年は竜王杯で完璧に負けました。今日はどうかと思てましたが黒田さんに精彩がなく④-0で勝てました。帯状疱疹でやっと治りかけ。まだスポーツは完全にできるまで回復していないようです。我々としてはラッキーでしたが早く健康になられることを祈ります。
 次の4本掛けは上田・松村ペアです。天長杯で勝たせてもらってるのが却って油断となりました。しかも最初の2ゲームは2-0と上々の立ち上がり。やはり気持ちが雑になったんだと反省します。一本落としても、これくらい大丈夫・・・これがいけないのです。一本あれば挽回できるし逆転もされる!と子供たちに言ったのに、自分が疎かにしてしまいました。そこから3-0、3-1くらいのポイントを落とし2-2にされます。そして締めていこうと思ったのですが上田さんはあざ笑うかのようにロブを打ち続けます。たまらず出てサイドを抜かれ、ロブでつないでいると好調な松村さんがスマッシュを追いに来ます。大事なところでスマッシュポイントされました。お互いがこれくらい大丈夫だろう・・と根拠のない安心感を持ったことが敗因です。前を参考に、前よりももっと完璧にやっつけておかねば、そうでなくてもリベンジに燃えているはずだからです。
 全神経を使ってゲームセットまで戦う、こうでなくては勝てるものも勝てません。結局、上田ペアは準決勝の柿原・東ペアにも勝ち、決勝待ちでした。上がってきた須藤・片山ペアは多くの接戦を制したのですがファイナルが多くすでに須藤さんの脚は限界に来ていました。しばらくして痙攣のため棄権。上田ペアの優勝でした。
 本当に残念なことをしました。このゴールデンウイークの試合はいい教訓になりました。近畿大会、西日本シニア、全日本シニアと肝に銘じて精進しようと思います。

2018.5.2
中村弘志さんが東京からやってきました。GWは東大阪と神戸山手大会の2つに参加するために毎年我が家に宿泊されます。今回前日に来てもらい吹田クラブで練習・と考えましたが、到着時刻くらいに新大阪で降雨開始しました。それでもと吹田クラブの練習コートに行きましたがやはりカギのかかった状態です。クレーコートですから仕方ないですね。では観光でもと思い高速近畿道に乗り八尾方面へ・・すると東大阪付近で空が明るくなりこれはやっぱり少し練習しようということになりました。高橋さんがいるかもしれないと連絡すると行ってもいいとのことで基本練習位しようかと3人で始めました。コートは我々以外誰もいないで貸し切り状態です。小雨が時折落ちてきますが支障はありません。ラリー、前衛練習と3人で1.5時間くらいやり、満足して帰りました。私も中村さんもまあまあの出来です。明日はいい天気ならいいですが・・
5.3
 朝起きると曇りから晴れ・しかし低気圧の影響で強風です。これはコンディションが悪いなあと思います。東大阪の試合は最近荒れ気味です。昨年、一昨年も雨が降りました。大体5月のいい天気というのがこの大会の特徴だったのですけど、少しずれてきているようです。
 この大会は数え年での参加が可能で65歳の部にコバちゃんとデビューです。でも65は層が厚くかなりの接戦が予想されます。我々は第1シードのブロックに入っています。しかしこれを乗り切れば少し楽かな‥と考えていました。初戦は松鵜さん、今年は何回も当たります。2戦目も藤田さんです。どちらもコバちゃんのボール回しで④-0でした。3戦目は岩田・吉田さん。今年もこのペアでかなりいい成績のようです。打つボールも速く当たりだしたら厄介です。吉田さんは切れもよく乗ってくるとやはり嫌なタイプです。ただ、少し遠慮いただいたのと風があって有利なポイントもありました。3-1でリードした僕のレシーブを安易にアウトして流れが変わりかけました。ゲームを落とし3-2。そこから踏ん張って取りきり④-2でしたが、これはコバちゃんの勢いでした。僕は気持ちとプレーの整理ができてないまま次の試合に入ってしまいました。我々はシードのブロックなだけに時間があきました。それもこの強風の中で熱が奪われ体には良くなかったようです。もっとあったかい恰好をしておけば良かったです。
 準決勝は堤下・土井ペアです。このペアで和歌山天長杯は65歳の部で優勝しました。それを忘れていたわけではないのですが、どこかに心の隙間があったのは確かです。しかも1ゲーム目は4-0で取れただけに普通にやっておけば大丈夫だろう・・と安易に考えてしまったのです。テニスは基本サーブとレシーブです。土井さんは後衛をやってるだけにレシーブは良くミスはありません。それどころか隙があり甘いボールなら積極的にアタックが来ます。2ゲーム目3-2でリードした時も鋭いサイド抜きがありました。攻めてくると予測してなかっただけに油断といえばそれまでです。そのうち堤下さんの押し込んだボールにスッとでて鋭くはないけどフォローできない場所にボールを落とします。アタックを行っても弾き返します。そんなことであれあれという間にGC1-3となってしまいました。最後も短くなったボールを堤下さんに打ち込まれてゲームセットです。
 次の決勝でもこのペアのリズムは変わりません。福谷高田ペアとの戦いでも何となくリズムが崩れているように見えました。ゲームが進行するにつれ福谷さんの焦りが見えます。そして堤下さんは高田さんの周囲をどしどし攻めていきます。いい感じでかみ合っていると見えました。④-0で完璧な勝利でした。
 気負いも感じられずミスしても悲壮感なくあれよあれよと勝っていく・・こんな感じでテニスはするもんだと皆に教えているようでした。
誰に対しても向かっていかねばならない、勝てる根拠なんて何もないのだから。

2018.4.29
4.27から帰省してその続きで高松の若水杯に参加しました。久しぶりに木曜日4.27に津山峰南クラブの夜間練習に参加しました。どこのクラブも若者が少ないのですけど、峰南クラブも例外ではありません、主力は高校生から一部の一般です。数年前までは成年の女性陣も参加、国体選手の若手も数名いましたが皆結婚や仕事が多忙で夜間練習にまでは手が回らないようです。
峰南クラブはシニアが育成のためとソフトテニスの生き残りをかけてジュニアに力を入れています。ただ、指導者の高齢化と気力を持ち続けることの難しさがあります。自分の子供の育成が終わるとジュニアから中学、高校と付き添いが必要となりジュニアにこれなくなったりしますね。それは大阪でも同じことです。津山のように若者は都会に就職して出ていくことが多く残る人が少ないのが現実です。そこから日本を目指していく人が何人いるでしょう。でも、でもです、続けなくてはいけないのです。
 今回理事長の鷲尾さんの孫娘が練習に来ていました。小学校2年生ですがとても才能を感じました。素直であること、勝気なこと、継続する能力があること、そしてテニスが大好きであることがとても大切です。すくすくと育って欲しいと思います。

 4.28は常久さんと約束して山陽クラブが練習しているコートにお邪魔しました。大学時代はいつも通っていた山陽団地の中にあるクレーコート3面ですが素晴らしく管理が行き届いています。イレギュラーなど考えられないほどしっかりとしたきれいなコートです。ここでもシニアのクラブということで若者はいません。ここでは私の名前を出すと高宮の名前がすぐ出てきます。岡山中から慕われていたことが良く分かります。ここで練習して67歳になるお2人の後衛が目立ちました。ミスなくよく続きます。試合をしてみても配球もしっかりしていて65のクラスなら結構いけそうだと思います。そのうち出てこられるでしょう。ここでは小早川さんの先輩の神本さんもいらっしゃいます。ミスなくしっかりとした技術は相変わらず健在です。

 4.29岡山に泊まり朝出かけました。いい天気で瀬戸大橋から瀬戸内海がキラキラと朝日を反射します。いい感じだなあと思いました。コートに着くと早かったのですが色々と話をしているうちに開始時間となりました。試合は4試合目で一時間ほどあります。でも何だか気持ちが入り込んでいかないのは何ででしょう。ボレーやスマッシュ練習ではそんなに当たりは悪くなくまあいけそうかな・と思ったのですが。試合は何ともチグハグでした。思ったように後衛さんとのボールがかみ合わず相手変則のボールは風に乗っておかしな動きをします。アレっと思ってる間にゲームが終わってしまいます。挽回する糸口よりもリードしながら追いつかれて逆転・のパターンが2回あり、それでは勝てないですね。4チームのリーグで3試合でしたが、1-④、0-④,0-④と散々な日でした。一試合目が大変大事だということですね。
2018.4.24
4.22は和歌山天長杯です。今年で92回、年数で行くと100回くらいであろうとのことでした。連綿と受け継がれた伝統と格式を感じますが、最近は主催者の高齢化で何とか若返りが必要なんじゃあないかと思います。天長酒造さんのスポンサーもいつまでも続くわけでもないでしょう。新たな開拓が必要です。このご時世です、ソフトテニス自体のイメージを爽やかに塗り替えてくれるチャンスがないものでしょうか?
 天長杯に出るようになってから久しいです。会場も色々と変わり、数年前に国体用に新設されたつつじヶ丘TCがホームコートになっています。都会から離れたところにテニスコートは設置されます。車がある我々はそれほどには思いませんが、公共交通機関が使えないと学生たちには酷ですね。
 今年は私の同期たちは皆揃って65歳の部に上がっていきました。私もできればそうしたいですけど、テニスはペアとの関係もありますからなかなか難しい面もあります。私は一年間上げるのを留保しています。そのせいか、60歳の部がとても少なくなったように感じます。先日行われた4.14の大阪府民大会でも同じように感じました。今回の大会は15歳のハンディをもって女性の参加も認められています。女性は年齢が上がっていくと元気になっていく傾向にあります。昨年も60のクラスでは決勝に女子の東・宮崎ペアが出てきてあわや優勝かと思われましたが、岩月・成富ペアが大逆転でかろうじて男子の辛勝といったところと聞いてます。今年も昨年の成績が良くなかっただけにドローは良くありません。もしあげっていくとすれば決勝まで7試合。シード選手は5試合となりますので、これはなかなかのハンディです。まあ勝ててないものは何を言っても通じないのが勝負の世界ですから、そのあたりは跳ねのけていかないといけません。昔シードがなかったころは当たり前のように熟していたことが今は体力の低下で文句を言う有様です。反省しなくてはなりません。
 リーグ内はいつも山中渓でやっている川崎さんがいます。大物食いの園田さん、爆発力のある多々良・那須さんとの4チームリーグでした。園田山口ペアには以前、奈良西日本大会でファイナルまでいったこともあり油断するといけないと2人で話しました。多々良・那須さんは熱心なテニスマンで、那須さんは大阪の大正クラブ迄練習に行かれたりしてサーブやレシーブの鋭さに驚きました。川崎竹原さんはダブル後衛ですがどちらも器用でストローク力があります。予選前に何とか2勝で対戦できるようにしますと言ってたのでした。対戦3ペアとも結果は④-0でした。ただ川崎さんが1敗して最終戦だったのでちょっとテンションが下がっていてラッキーでした。私の調子はまあ良くてボールは見えているなという感じでした。
 リーグ上がっては和歌山の八代中井ペア。八代さんはバックがうまく、引っ張るボールには威力があります。このころは小早川さんのボールに切れがあり④-0.準々決勝、5試合目なのにまだ・・です、は綱島・東ペア。そろそろ練習会のメンバーとやり始めます。綱島さんとは同じような試合運びをするコバちゃんですが、ボール回しには一日の長があります。バックハンドに打たせてロブでたたくか打ち込むのが一番の作戦でしょう。東さんに思い通りにやられないように考えて配球していました。ここも④-0。まだゲームを落としていないのが怖いやらで、調子を狂わせないように心がけました。
 準決勝は今日東・宮崎と同じリーグの上田・松村ペアです。あと一歩で勝つところまで行ってましたが・・。今日は松村さんの体が良く動いています。スマッシュもミスが少なく気を入れないといけないなと思いました。案の定上田さんはストローク力があり押し込まれると松村さんが容赦なくポーチに来ます。今日は厳しいなと思いましたが、我々も調子が上がってきたので勘を鋭く集中していくことにしました。お互いがあまりミスなくゲームが進みます。1ゲーム目を取られましたが2ゲーム目のレシーブで取り返し振り出しです。3ゲーム目のサービスゲームは長いゲームでした。最後何回目かデュースでこれまでファーストサーブが入ってなかったので少しスピードを落としてコースを狙いにいきました。すると後衛が小早川さんに返球、ストレート展開で松村さんのポーチネット、難しいボールでした。次に松村さんの返球を正クロスセンターよりにコバちゃんが返したボールを逆にセンターに割られたのが少しアウト。これで2-1。これが大きなゲームとなりました。次も苦しい展開があったのですが、自分でもよく当たったと思ういいフォーローからのスマッシュポイント、次のレシーブロブからのボレーポイントで取って3-1。ここで締めたかったのですが、流れが悪く落として3-2。次を落とすと危ないか・と思い集中です。一本目松村スマッシュ0-1、二本目センター割り1-1、3本目松村ボレーミス2-1、3本目スマッシュポイント3-1、マッチツイストを返されて3-2、マッチ二本目で私のバックへのレシーブに小早川さんが前につき上田さんサイドアウト。④-2でした。
 決勝までに時間がありました。隣のコートでは石井・田中ペアがGC3-1でマッチ2本を東・宮崎ペアに凌がれ、もう一本のマッチも田中さんのミスで追いつかれ結局ゲームを落としました。すでに脚が危なそうでしたが6ゲーム目、ファイナルでは踏ん張れず、そして逆に振り回されて負けでした。しかし石井さんは怖さはないがミスのないいい後衛だという印象でした。
 決勝は東・宮崎ペア。コバちゃんはやりにくそうです。女性相手だとどうしても100%の力が出しずらいと言います。何か策はないかといいますが、今日の試合を見た限りでは東さんが特に優れているというところはありません。打球力、ボール回し、変化のつけ方(ツイスト)などはコバちゃんが上ですし前衛宮崎さんは上手いですけど、左の男性後衛のアタックは止められないでしょう。僕が思いっきり攻められることはないでしょうし、冷静にいけば80/20くらいの感じだと思います。1ゲーム取り少し気が緩んだのか2ゲームを落としました。それも僕の無駄なポーチからです。あの辺がまだ甘いと思います。余計なことをしなくていいと思っているのに体が行ってしまうのです、まだダメです。
 4ゲーム目から少し方針を変えてガッチリ行くようにしました。ただその分サイドに集中してセンターが少し空きました。2-3本通されたのを覚えてますがまあ女性のボールなので大丈夫だろうと思ってましたがやはり少しだけボールが遅いんでしょうね。コバちゃんは難なく返してました。短いボールはツイスト、サイドアタックと色々攻めます。コバちゃんペースで行こうと決めると楽なものです。そうすると自分のところにもボールが自然と集まります。東さんも僕の側しかポイントがあげられなくなってきたのです。最後もサイドアタックで終了でした。④-2。
 久しぶりの優勝でしたが疲れました。やはり1日の試合は5試合くらいがいいようです。

2018.4.20
4月になるとnewfaceがやってきます。最近の高校生は緩やかに育てられてるというか、早や2週間が過ぎていこうとしていますがソフトテニス部への入部希望者はまだ男子4名、女子1名です。来週あたりに強制的な体験入部というのがあってそのあとそろそろ入部をしてくるようです。しかしこのゴールデンウイークにはインターハイブロック予選があります。新人勧誘も大事ですが今はもっと差し迫ったものがあるのです。でも何だか私の眼には悠長に映ってしまいます。新人が入ってきて嬉しいという感情はあるでしょうが、我々の時代ではもっと自分に集中していたと思います。目指すものが違っているのでしょうか?
 教えるからにはテニスの楽しさを体に覚えてほしい。ただ遊んでボールを仲間と打って喜ぶだけでなく、テニスの技術をどうやって習得し、それを使って相手との技術、心の戦いや駆け引き、戦術についてまで知って欲しいと思っています。ちょっと打てるようになればそれで満足、中学生でもうすべてやり切りましたから・・・などと声高らかに宣言する子もいるのです。笑ってしまいますが、本人は大真面目なんでしょうね。
 今年入部してくる新人たちをまず精神的にテニスプレーヤーにすることが第一番目、次に体力を鍛え、技術をつけて、そして試合の戦略を教えていく。そこからのまた繰り返しをこれからやっていかなければなりません。先は長くその間に辞めていく人たちもいれば、残った3年生の子たちは本当に宝物なんだと感じます。彼らに、またその先にある一歩先の世界を見せてやりたい。それが今の希望です。

2018.4.14
今日は大阪府民大会です。昨年は春は吉野さんんと私は2人とも足の故障で思うように動けず。夏は叔母の葬式で参加できず。秋もまだ足の故障で吉野さんが欠場。今年も二人とも完璧ではないですが試合ができる程度にまでは復活しましたので参加です。風もなく好天でしたが却って30度近い気温でバテテしまいます。体力が天候で大きく左右される年になってしまいました。65歳になり大阪ではちゃんと65のクラスに出ることができます。しかしこれもまた大変です。私の同学年の大阪選手は皆強いです。谷本小森、堤下樽上、綱島成冨、吉野髙原、これに少し上の福谷高田、前田木村がいます。この中で勝っていくのは厳しいですが・・でも楽しいです。いいテニス仲間がいるのは嬉しいことです。お互いに切磋琢磨して強くなっていく、そんな関係でずっと行けるでしょう。
 今日は第2シードのブロックで前田木村が相手になります。松鵜正木ペアもいます。曲者が多いですね。まずは松鵜さんです。粘り強い松鵜さんですが、復活してきた吉野さんにはなかなか難しいようです。④-0。次は前田木村ペア。最近はストロークが非常に安定してます。打たれたら厭だねと思いました。木村さんは上げたらいけないので足元を攻めます。レシーブはツイストもあるのでそれは警戒です。思ったより打ってこなかったので比較的楽に勝てました。④-1。もう一つは曽良・中井ペアでいつも吹田クラブでやってる人たちです。フォアのストロークはいいですが展開が入るとコントロールが極端に落ちます。④-1。
 コート面数が1面しかなかったので進行が遅くブロックリーグ戦が終わるのが3時過ぎてました。そこからトーナメントですが私たちの対戦相手の堤下樽上ペアがブロック最終戦で足を痛めて棄権となり戦わずして決勝となりました。樽上さんには悪いですがラッキーです。
 相手の山は谷本小森ペアと福谷高田ペアが準決勝です。この試合をずっと見ていましたが、終始両後衛のペースで試合が進みます。両前衛はどちらかというと守り中心の前衛です。じっくり固めて後衛の打ちやすいように配球させています。しかし後衛はタイでミスなく、最近好調の谷本選手がやや押し気味でチャンスボールを高田さんに打ち込んでゲームを取ります。緊迫したいいゲームですが、僕には少し物足りないと感じたのですが・前衛の絡みが少し少なすぎます。あれでは後衛の良し悪しでゲームが決まってしまいます。高田さんが邪魔になるようにポジションを中とか誘うとかがあるともっと面白かったのですが。そして谷本ペア3-2から小森選手が勝負に行きました。ストレートは絶対!と思っていたらやはり出ました。これが今の彼らの強さです。④-2で谷本小森ペアです。
 決勝は谷本小森ペアとです。何度も対戦していますが大体競ります。最近少し分が悪いですので今日は勝ちたいところでした。1ゲームサーブを取り2ゲーム目を落とし次のサーブを落とし1-2。レシーブゲームは粘って2-2。サーブゲームが取れず2-3。ちょっと雑になってしまいました。レシーブゲームは取ってファイナルです。これまでにポーチ3本。もう少し行ったほうがいいかもしれません。ファイナルは2ポイント先行、1本ポーチされ2-1、次のレシーブ谷本バックアウトで3-1。ここがポイントでした。私のサーブでどちらか一本取って4-2にしておけば良かった。相手は精神的にしんどかったはずです。ここを後衛側でサーブを強く打ってしまいフォールト。セカンドをセンターに返され難しいボールでなかったのにロブをスマッシュされて3-2。次は小森にゆっくりサーブを入れて出てプレッシャーをかけたつもりが足元に打たれてミス。3-3になったので拙かったですね。次はラリーミスで3-4。次ストレートにポーチに行くもフォローされもつれたが吉野さんのサイド抜きで4-4。次をストレートでポーチされ5-4。小森ロブレシーブを隠したつもりだが隠れてなくて正面ボレーで6-4。次のレシーブリターンが甘く返りポーチ6-5。最後レシーブを後衛正面にロブ、谷本ストレートにつなぎ吉野さんも中ロブでつなぎ返したのをストレートポーチされた。フォローがラケットに当たったがネットを越えずゲームセット。7-5。
 残念ながら2位でした。今日の出来は50点くらいでした。後半谷本にロブにもっていかせる展開にできなかったこと。誘いが少なかったですね。次は頑張ろう・と思うけど、社会人選手権だなア。その前に東大阪超壮年があるかな。

2018.4.6
台湾での台中試合後、懇親会がありました。そこで頼さんが私たちのテーブルに着きました。中国語は全く分かりませんが最近では海外旅行用に翻訳ソフトというか通訳ソフトがあります。まだ変換の正確さは十分とはいえませんがそれでも大体の感じはわかります。そして人間は理解しようと努力するので何となく時間はかかるけど意思は通じたようです。複雑な話はやはりできないので通訳さんの存在は大きいですね。
 しばらくして私が席を立って他の人たちと話をしていると野崎さんが呼びに来ました。頼さんが来週奈良に行くというのです。ヨネックスの研修大会、通称明日香大会が春休みに開催されます。高校生の日本のトップクラスの高校が参加して新年度への前哨戦といった位置づけで行われます。台湾のチームは最近国際大会でいい成績が得られてません。日本でもナショナルチームの前にジュニアの育成をスリーステップに分けておこなってます。いろいろ問題はありますが国際競争力をつけるためには必要なことかもしれません。ただソフトテニスも始めた時がジュニアでは芽は出なくとも急激に育つ者もあります。人の発達段階にも個人差は確実に存在します。そこに入るだけの余地を残しておいてほしいと思うのです。ともすれば小さなムラを形成して育成してきた選手を無理やり使おうとすることになりがちです。大きな目で見ればもっといい選手はゴロゴロいるはずなのです。
 台湾でも日本と同じ事情があります。奈良に来られて一日目、私は頼さんに会いにいきました。試合前で到着した日ならまだ気持ちに余裕があるかと思ったのです。通訳はメイ・リンさん。台湾でお世話になったリンさんのお孫さんで今滋賀大学に留学してるとのことです。かなり流ちょうな日本語で通訳は十分に伝わってると思います。頼さんによると、やはりメジャースポーツ(オリンピック競技)でないということでソフトテニスをする子供たちが少ないということ、また将来の仕事に不安を持っているということです。今回来日した生徒たちは台湾での選抜チームで日本のジュニアナショナルチームのようなものです、1日目の団体戦を見ましたが確かに後衛は素晴らしい打球力、身体能力、台湾伝統のミスをしないテニスからプラスして攻撃性を持っています。前衛は頼さんに言わせればヘタクソですが、僕が見たところ可成りの力があると思いました。特にスマッシュ力はかなりあってベースラインくらいからでも決められますし殆どミスしないですね。ボレーの華麗さというのはフォアは結構いいですがバックボレーは往年の横江さんのようなセンターに立ってどうぞ打ってみろよ・という感じは日本選手ももちろんですが彼らにもありません。どちらかというと稲垣選手型の脚力でボールに近づいて殆ど基本ボレーで決めていくスタイルですね。それは頼さんの前衛としての形に近いと思います。
 結果を見ると、団体戦では2日目に1位同士のリーグでは2位。3日目のトーナメントでも2位とのこと。4日目のシングルスは6名エントリーして2位、3位ということです。日本のトップの中で入賞レベルにあるということですね。更に彼らは成長して台湾のトップレベルになり世界大会、アジア大会でも活躍していく人になるのでしょう。彼らが台湾でいい職を得て一生ソフトテニスをやっててよかったと思えるようになることを祈ります。
 ソフトテニスが生涯楽しめるスポーツとして、生きがいのあるやるにも見るにも十分な面白さがあると思いますが、その愉しさが世間に認知されるようにすることがメジャースポーツになる近道ではないでしょうか?急がば回れ、成功に王道はありません。

2018.4.5
3/23~28まで台湾に行ってきました。シニア協議会の会長である池田さんが主宰する台湾とのシニア親善対抗戦です。5年前に初めて参加しました。その時は体力もあったのか12勝2敗という成績でした。負けた2敗は板橋の高さんという前衛でまだ40代でしたが強い選手がいるものだと感心もしました。
 今回は65歳ですでにかなり長い時間が経過しました。前回は池田会長もプレーされてましたが今回はできません。足が衰えています。91歳ということです。でもお元気で朝早くから夜遅くまでお付き合いくださいます。
 毎年台湾の3か所で試合をします。今回1日目は台南、2日目は嘉儀、3日目は台中でした。台南は古い町で人口もそう多くないですが平地の少ない台湾は西側に人が集中して住んでいます。まだ昭和のにおいの残っている店舗や暮らしぶりという印象でした。コートはアンツーカ、ラインは石を埋め込んであります。オンラインでは滑るので球足が速くまず返球できません。運があるナシはこのボールがいつ出るかによるでしょう。暑い台湾ではきっと通常のクレーでは光って見にくいでしょうし、オムニは金もかかるし下がコンクリートでは足の裏が熱さに耐えられない気がします。アンツーカは乾くとレンガの粉を巻き上げます。常に散水をしていますが、放水と言った勢いで水は撒かれます。コートの管理も大変だなアと思ったことでした。
 以前来た時もそうでしたが、最初の試合に入って思ったことは、台湾の選手は形が無いなということです。いい表現では自由、悪く言えばヘタクソに見えます。ラリーなどやってみてもなんか素人っぽいのです。負けるはずはない!などと根拠のない自信を持って入ったりもします。でもどんなに速いボールだろうと何とか返ります。何本も何本も返球され、おかしいな・・なんて思っていて、ちょっとつないでおこうかと緩いボールを打つものならツイストされたり急に早い角度のあるボールが飛んで来たりで、面くらってるうちにポイントを取られます。舐めてかかるなら逆にゲームは簡単に奪われ逆転するには必死でやらねば勝てません。
 日本チームは皆きれいなフォームで打ちます。厳しい一本を持っています。しかしディフェンスはそんなにうまくないなと感じます。試合運びが台湾選手は非常にうまいのです。今が引き時なのか、今は攻めるべきなのか、その時の急激な変化は恐ろしいくらいに激しいものがあります。チャンスの時のショートボールや中ロブ、シュートボールの厳しさは決してミスしないぞ!という気迫があります。
 そして脚がとてつもなく速いのです。勘がいいのか予知能力が高いのか、そういったイージーミスは絶対しないという厳しさがあります。余程の厳しいボールでなければ諦めません。
 日本は形や速いボール、厳しくコントロールされたギリギリのボールを打てることに美学があり、それをできなければ下手と言われ、速いボールでネットにかかったり、少しだけアウトしたボールでもポイントではマイナスなのに選手としての評価は決して下がらないのです。入ればスゴイ・・というタラレバプレーヤーは数多く存在します。そういった100%の力がトーナメントを通じて一年に一度くらいは出すことができることもあります。それが自分の実力だと思うのは大間違いでしょう。
 そもそも何を目指してテニスをやっているのか・・という質問を愛知の御所Y野さんにされました。いろいろ話していて、急に、あなたは色んなことが分かっているし大体のことができる。それなら一体これから何がしたくてテニスをやってるのか・・勝ちたい・というのが目的ではないでしょう。誰だって勝ちたいと思うし、負けたくってテニスをやってるバカはいない・いったい何なの?・と。
 即答できない自分がいました。
 ゆっくり考えてみました。気の利いた答えは見つかりません。ただこの思い通りにならない競技は好きなのです。ボールを打つ時の爽快感、自分が思ったところに思ったボールが100%打つことができたら・・きっとつまらなくって辞めるでしょうね。4人でやるこの最少人数の団体戦であることが魅力です。1人の重みは数多いプレーヤーの存在する競技と違ってかなり瞬間瞬間では高いと思います。どんな競技にもセオリーがありますが、4人の組み合わせによってセオリーも変わります。簡単な確率でいけば4本に一回自分がボールにスタートから関与するものがあります。レシーブをスタートとすれば2本に1本です。そうなればそこから開始するだけでミスがなければ勝つ確率は高いのですけどねえ。
 その中で自分のできる比率を高めていって最終的には主導権を握る・というのが理想ですね。まだそんな領域には達していません。何を求めているのか・・真実なんかないのかもしれません。四人の組み合わせで常に変化している競技の中で自分が培ってきた技術と試合中での勝負勘でマッチを自由にコントロールできる・そんなことができれば満足するのでしょうか。
 これからも問い続けていきたいと思います。

3/26台中で3日目の試合がありました。前日までの結果は台南で3勝2敗、嘉儀で1勝3敗です。負け越しているので台中ではしっかり行こうと考えていました。1,2戦目はまだ若そうで剛球うちの同じ後衛で前衛はかなり上手な別の前衛さんでした。いずれも④-0、④-1で勝ちましたが2戦目の前衛さんは70歳くらいのかつての台湾代表の名前衛だったそうです。流石にボールさばきや駆け引きは上手いですが、少しボールには追いつけない年齢的なものがありました。でも間の取り方や出るタイミングなどとても参考になりました。
 台中は台湾レディースの会長がいるところで台湾中のレディースの主力選手が集まっていました。かつてのアジアチャンピオンの試合を見ました。日本も小野寺・伊藤ペアと東北の強豪ダブル後衛です。互いにミスが少なくシーソーゲームとなります。台湾後衛はコントロールがよく、伊藤さん逆サイドのバック側に見事にコントロールされたボールを何本も打ち込みます。うちミスをすれば前衛にかかりチャンスボールはトップ打ちで色んな所に打たれます。日本ペアも上手くしのぎ速い中ロブやチャンスボールを前衛側に打ち込んだりショートボールを上手く使い、勝負は互角です。ファイナルになり相手も戦法を変えません。バックバックから小野寺さんがじれてセンター側に引き寄せられたところを正クロスに角度のあるボールを厳しく打たれノータッチ。そういった見事な配球が最後まで切れず7-5で台湾チームの勝ちでした。素晴らしい試合でした。

 男子では午後から大柄の選手がやってきました。雰囲気は藤原選手に似ています。野崎・田中ペアと試合をやりました。野崎さんが圧倒されているのかボールが定まりません。近くに行くと強烈なボレー、ストレート展開ではススっとでて見事なボレーです。意識しすぎて前衛側にボールが集まってしまうのですね。途中から後衛を相手にし始めました。そこからタイになりかけたのですけど、嗅覚鋭く今度はクロスを追っかけられ捕まります。もうそうなると打つ手がなくなりますね。0-④でした。
 新開さんはこの相手とやってみたいと申し込みました。今度は彼が後衛です。前衛はやはり第1試合目で野崎さん達とやってファイナルをひっくり返して勝った左利きの前衛です。まずサーブ、一発目をボレーに出てみました。ロブアウト。見てくれそうです。そう思ってますがまずは攪乱してみようと思い動いてみました。まあ取れます、後衛としてはそれほどでもなさそうです。もつれたのですが1ゲーム目を落としました。2ゲーム目も落とし0-2.これではいかんなと思いましたが、粘って1-2.次のレシーブは私のレシーブがうまくいい角度で返り、新開さんのサイド抜きもあり取って2-2。これで落ち着けるかなと思ったのです。一本目レシーブミス1-0.2本目ネット1-1.3本目ショートボールで2-1.4本目サイド中ロブを追いつかれストレートへ厳しいボールがストレートネットで2-2.これが分かれ目、一瞬の気の緩みでしょう。決まったかに見えスタートが遅れたようです。次は深いレシーブを返せずゲーム.2-3.6ゲーム目は1本目長いラリーから逆ストレートセンター割られネット。これは僕のポジションが悪かったですね。2本目はレシーブミス。3本目はレシーブを追われネット。4本目はレシーブ中ロブでノータッチ3-1.次はラリーから台湾バックアウト3-2.次のレシーブから長いラリーで逆ストレート展開。後衛のベースラインからツイスト。我々は予測もできず全く動けずノータッチ。2-④負けでした。完敗です。この試合で学んだことは、ボールの速さや配球は日本のシニアの方が数段上だと思います。しかし彼らはミスをしないのです。何とかつなぎをしたりピンチになった時逆にしっかりと次のボールを攻められない位置に返したり攻撃したりと多彩な技術を持っています。ミスをしないでチャンスが来るまで待ってチャンスでは思い切って攻めて決めきる。その集中力は素晴らしいい。台湾のテニスは一言でまとめると、柔軟性と予測の正確さ、チャンスでの攻撃の集中力です。ちなみに最後の対戦相手は1985年名古屋での世界選手権チャンプで1994年広島アジア大会3位の頼永僚選手、昨年60台湾2位の張選手でストローク、ネットプレーも素晴らしいダブル前衛のペアでした。いい選手との戦いは楽しいものです。韓国のガッツとパワーで押し切ってくるテニスとはまた一味違った柔らかいテニスと戦ってまた一つ勉強になりました。

2018.3.13
65歳、前期高齢者になりました。いつまでも気持ちは歳とのギャップはあります。しかしやはりそうなのでしょう。少しの歳の差が大きなものに感じられてしまいます。3/11は第4回阿波ルーセントカップで徳島に行きました。前日は橿原クラブで練習をして、小早川さんと2人で車の旅をしました。行きは今年の大会が始まるという、あの何とも言えない緊張感とワクワク感が一杯です。ただいつものことですがそれと同じくらいに不安感もあるのです。特に今年は昨年、一昨年のペア2人の体調不良やケガなどからやっと回復したように思うのですけど果たしてそれがどれくらい通用するものなんだろうかとお互いに感じていました。1人でなくそうやって話し合えるのもいいことなんです。助け合っていかなければ我々はきっと勝てないでしょう。それほどの力が個人にあるペアではないのですから。
 ドローを見ると55~65歳の部は厳しい予選リーグです。どのリーグも本当に厳しいペアが目白押しです。下手をするとリーグを抜けるのも大変な状況です。初戦は高橋・小松原ペア。彼らと芝田・日野ペアが最初に試合をやりました。高橋ペアがファイナルで勝っています。最初の2ゲームは何となく調子が出ないというか先手をずっと取られ続けて0-2。次のゲームも0-2となりました。このゲームを取られると0-3.いくらなんでもキツイデス。今のリズムを変えるのにサーブを打つタイミングを少し遅らせてみました。ファーストが入りレシーブバックアウト1-2.次はセカンドでした。深いレシーブを打たれ苦しく、高いロブをあげたが前衛の定位置付近でした。サイドライン際だったので小松原さんが回り込んだけれど空振りして1-3.ラッキーな一本でした。そのゲームを取るとこちらは落ち着き、高橋ペアは今まで入っていたボールがアウトし始めて流れがこちらにやってきました。④-2で勝利。芝田ペアとの対戦は分が悪いのです。昨年も桑田さんとのペアで厳しい中ロブの攻めをやられました。しかし今日はそういった体の切れがありません。小早川さんはこういった技巧派にはめっぽう強くボール回しでは負けないでしょう。殆ど谷巣にさせないで④-0でした。日野さんは横は強くスマッシュも読みが鋭いです。しかしコースが甘くフォローできたのは幸運でした。予選は一位通過です。
 しかしトーナメント1回戦は橿原練習でも最近分の良くない柿原・東ペアです。内シードの8本決めでも厳しいものです。柿原さんとは④-0か0-④という読みあいの勝ったほうが勝ちという試合をやっています。しばらく対戦がなかったのでリセットされてます。今日は攻撃から入ることにしました。何でも先に攻められるとこちらは何もできなくなってしまいます。相手の一番やりたいポイントを押さえてしまい優位に攻めようという作戦です。それがよかったと思います。打つのをつなげることで少しタイミングがずれてバックアウトが多く助かりました。そして柿原東ペアともに今日はミスが多く随分と助かりました。危ないところでいいフォローも出たりして、いい流れのままこの試合も勝てたと思います。④-0。次はジンクスを破りましょう。
 4取りは55歳のチャンピオンの紅露・谷本ペアです。粘っこい後衛と運動能力の高いそのクラス最強の谷本さん。これは上げるとヤバいかな、と思いながらも打てないもんです。ポイント先行しても最後には叩かれます。あっという間に0-3.ここで少し緩いボールと速いボールを組み合わせてみました。上げないで打っていくこととすると上手く1ゲーム取れました。5ゲーム目も2-1まで先行したのですが2-2にされ最後はボレーで決められました。
あと一本が遠かった試合です。2-④。
 今日は決勝が紅露・谷本④-2常久・藤原でした。3位;熊倉・丸岡、毛利・前川。若いところが強かったですね。
 帰りは昨年より少しだけ早い時間でしたが相変わらずきれいな春の夕日が見れました。淡路インターで食事をして帰宅は20:30頃でした。高速道路がスムーズで疲れも最小限でした。2人で今日の試合を振り返りました。共通しては今年は何とかやっていけそうだと安心した・感想でした。後は勝負所での勘ですね。次に5-6試合を乗り切る体力を付けていかなくてはいけないということです。体力が最後にモノを言います。

2018.3.6
今年は正月からあまりいいことがありません。92歳になる母が正月とこの2月末に体調を崩してしまいました。年配なのでどう対処していいか分からないこともあります。体の正確な表現ができなくなっていることも、小さな子供と一緒のような気がします。子供に帰っていくというのはどうやら正しいようです。
 そんなこともあり、3月初めの沖縄の桑江杯にも参加できませんでした。facebookやメールで色んな方々の様子を拝見しているとつくづくと健康な家族というのは何にも代えがたい素晴らしいものなんだなと思います。

2018.2.14
平昌オリンピックも半分くらい過ぎましたかね。今日はスピードスケート1000m、スノボハーフパイプ、ノルディック複合などがありそれぞれに日本人選手はメダルを取りました。しかし金は遠いですね。ハーフパイプは最有力と言われた平野は最終滑走のショーン・ホワイトの大きな賭けに大逆転されました。比較の競技で2回目に出した彼の得点は少し低いと思われます。基準があいまいと解説者が言ってました。もう少し高い得点ならプレッシャーをかけられたかもしれないとのことです。しかし終わってみれば明らかにチャンピオンの滑りが勝ってましたね。皆が納得のいく結果でした。平野は年末の大会と同じプログラムを成功させたが、ショーンはそのオリンピックの場で自身の未成功の技+アルファを成功させて見せたのです。平野は年末以降のチャレンジをしなかった。逃げ切れるとどこかで思ったのでしょう。しかし技術は日進月歩、誰かができたことはそれがすぐさまスタンダードに変化します。日々チャレンジを続けなければ過去に負けていってしまうのです。すべてのスポーツにいえることです。
 スピードスケートでは1000mで髙木・小平の1,2フィニッシュが見られる!と前評判は高かったですが、爆発的な滑りを見せたフランス選手に0.2秒差で負け・・・残念ですね。テニスでもベスト8くらいまでは必ず行き、誰もが「あいつは上手い」と言うけど優勝はできない選手がいます。何かが足りない、それは爆発力でしょう。前評判は統計的なものをみての予測です。秘められた思いやその日の集中力、などはデータに記載されてないものです。それが大きな大会には必要な要素だと思うのです。僕も多くの名選手が無名の人に負ける試合を見ます。しかしそれは新しい時代の幕開け、ヒーローの誕生でもあります。

2018.2.11
朝起きると積雪が・・・ここ何年となく無かったことです。それだけ今年の冬は寒いのでしょう。実は明日香コートで今年2回目となるシニア60-65の練習会の当日でした。もしや雪が‥と思い前日小早川氏と相談して朝6:30に開催を決定しようといったところでした。残念ながら徳島や兵庫の遠くから参加する人、伊賀上野からも堺からも積雪の連絡が入ります。やむなく中止となりました。大きな大会を主管しておられる主催者は本当に気が気ではないですね。その心中いかばかりかとお察し申し上げます。
 オリンピックを見ていても、ライバルとの切磋琢磨が自己を磨き周囲との調和が思いやりや感謝へとつながっているのだということがよく分かります。誰にでもドラマはあります。挫折しない人はいません。どんなに有名な人でも傍から見ればどおってことないことでも本人には一大事であることがこの世の中にはいっぱいあります。視点を変えてみれば‥とよく言われますが、そうはいかないのがその世界のトップ選手の悩みです。彼らは逃げられない道を捨てられない荷物を背負ってしかも時間の制限を受けながら進むしかないのです。怪我をしようが病気になろうがお構いなしです。勝てばヒーロー、負ければ名前さえ残らない、記憶にさえも留まらないのです。刹那の中で輝く彗星のようなものなのでしょう。前回のオリンピックで誰がメダルを取ったのかいったい何人の人が覚えているでしょう。では前々回は・・・よっぽどの大選手、大記録でなければわからないものなのです。

2018.2.7
今年は寒いですね。福井では8号線で1,000台の車が早や2日立ち往生です。一度停まればもはや雪が降り積もり動けなくなるでしょうね。大変なことです。古い言い伝えで、秋口にカメムシが異常発生する冬はとても寒いとのことでした。昨秋、野菜に異常なまでの多くのカメムシが発生してました。また10月まではまあまあ美味しかった柿が11月に収穫した時は甘味の無いものに変わってました。インターネットで調べるとカメムシが甘味を吸ってしまうのだそうです。ですから10月ごろカメムシ用の薬を散布しなくてはならないとありました。例年はそんなことはありません。あの大群にきっとやられたのでしょう。昔の人が言うことは長い経験によって得られた貴重なおそらくは正確な情報です。根拠がないと切り捨ててしまえないものです。きっと自信とナマズも正しいのでしょう。
 日曜日は全日本インドアが大阪市立中央体育館で開催されました。男子は今年のメンバーはかなり揃っていると感じていました。何ペアかは漏れていますがそれでも今の全日本を代表する新旧入り混じってのメンバーでした。ダブルフォワード一辺倒から織り交ぜての戦術を駆使するペアが増えてきました。ただカットサーブをすれば100%ダブルフォワード陣形です。返球も上手くなってきていますが、まだまだ完全な見本にはなっていません。カットサーブの返球が一つは未熟なこと。2つ目はストロークの高低、左右のコントロールが甘いということでしょう。だからあんなにボレーを簡単に決められる。ネットすれすれのボールやロビング、そしてサイドライン、センターに低く落とすことができればダブルフォワードがそんなに強いものとは思えないのですけど。
 女子はどんぐり北広島の高橋・半谷ペアが圧倒的な強さでした。ストロークもボレースマッシュも二人ともがどちらも完璧にこなします。付け入る余地はなかったですね。目立っていたのは高校生皇后杯チャンプの林田・宮下の林田選手のストロークでした。男子顔負けのスピードはスイングスピードの速さから生まれます。ただこの日はセンター割りなどが結構バックアウトが多かった印象です。ただ今後の予感は大いにさせてくれました。後はヨネックスの吉田選手のスマッシュですね。これもベースラインまで下がって打てそうな運動能力です。

2018.1.24
先週はとても暖かい日が続き、このまま春になって欲しいと思ったものでしたけど、そうはいきません。昨日は朝からテレビはずっと雪のニュースです。情報番組・というか井戸端会議番組も細かい東京の街の様子を伝えてきます。そんなことどうだっていいのに・・そこまで求めていないのですけど。そうやっている間に重要なことが起きているんではないですか?
 今や週刊誌がパパラッチに成り下がりテレビはそのパパラッチの情報を後追いする・・そんなことにもはや飽きてきているのが国民の声ではないですかねえ。平昌オリンピックが政治に利用されあからさまな対応を見せつけられて辟易しています。でも綺麗ごとでなくて、国際的なイベントには経済効果が付きまとい政治的なにおいがプンプンしていたのも事実です。誘致はしたものの観客動員が目標に達しないので何とか統一コリアで起死回生を図る韓国、平和をアピールしてイメージを上げたい・というより請われて参加したという見せかけ上の貸しを作り、アンチ北朝鮮の動きがあればそれを標的に攻撃する国、色んな効果を鑑みて競技者をないがしろにするIOC。遠巻きに静観する3つの大国、下手に動けない日本・・などなど、すべてこれが政治の外でやれといっても無理な注文ですよねえ。
 さてその表舞台の裏側では何が着々と進行しているのでしょうか?何とかその辺を暴いてくれる気骨のあるマスコミはいないのでしょうかね。

寒い日々、色々と考えることが多いのですけど、あまりにも酷い状況につい愚痴も出ますね。ついでに大相撲も・なんだあれ!ですけど。

まだ1月は自分の中では冬眠中で今のうちに体調を回復し、体力をつけ、来るべきシーズンに不安なく入りたいと思っている時期です。各都市ではインドアの大会が幕を開け、ぼちぼち結果が聞こえてきます。でも体育館で目一杯やるのは怖いですね。今の時期は外が寒いので体育館でテニスをやることが多いです。ソフトテニスはある意味ではアウトの試合とまた違ってインドアで楽しめる面白さがあります。十分に見るスポーツとして価値があると思います。ソフトテニスの普及を国際性にばかり目を向けていますが、国内での盛り上がりがないものが世界で認められるはずもありません。日本で生まれ日本で育ちハードでクレバーな競技としてもっと見るスポーツとしての再普及させていくことの方が大切ではないでしょうか?外から見てるとテコンドーと空手はどこが違うのかよくわかりません。レスリングと柔道も最近はJUDOになってしまい柔道ではないような気がします。似たような競技がオリンピックに入っていることに前例主義で行くなら問題はないと思います。それよりも競技の普及の方向は大間違いだと思っていますが。
 しかし話を戻しますが、足腰膝への負担は大きく今の体力では本当に全力でやる自信はありません。そんな訳で今年はインドアの試合はすべてキャンセルです。出場される皆さん、どうか故障されないことを祈ります。
 
 さて我々大阪付近のシニア60~65の年代は1,2月に強化練習会を毎年やっています。今月は1/27橿原で行います。コート確保の都合で10ペアに限定して1日5~6試合をこなします。毎年この強化練習参加者で西日本、全日本シニアで好成績をあげるペアが多数出ています。いろんなタイプの選手が集まり切磋琢磨して頂点を目指す・・シニアになってもそういう目標を持ちスケジュールをこなしていくことが面白いですね。
 ただ今週末は寒波がまだ残っています。大寒から1週間まだまだ最も厳しい寒さ真っただ中です。皆さんの健康を気遣いながらテニスをアウトで楽しみましょう。せめて風、雪がなければいいのですけど。遠方よりの参加もあります。今年は愛知より3名来ていただけます。我々ペア二人とも2年ほど体調を崩して悶々とした日々でした。でも熱心な方々に支えられてテニスができることを嬉しく思っている幹事2人です。もっと多くのペアに参加いただきたいのですが、来ていただく以上は多くの試合をしていただきたいとの主旨でペアを限定しています。来ていただけなかった方々にはお詫び申し上げます。

2018.1.15
今日も練習です。ミッフィーというグループが月一回練習しています。かつて僕が八尾に入った時市立清友高校を卒業したばかりの6名ほどが一緒にクラブに入りました。そのうちの一人前田さんが今は結婚されて羽曳野に住んでいます。彼女は熱心にテニスを続けていて月一回羽曳野コロセアムを予約してくれるのです。気の合った人たちが集まりテニスをします。男子では45のチャンプ佐々木さんが来てくれるので色んな意味で刺激になります。彼は運動能力が高く前後衛どちらも器用にこなします。どちらもかなりの力です。彼のチャンネルで色んないい選手がやってきます。今日は茨木クラブのTさんが来てくれました。50のクラスでは大阪で上位に来ます。少し変則ですがストレート展開から逆クロスへもっていくことが多いようです。流すのが得意ということでしょうね。バックハンドとサーブが少し弱いのでちょっと強化が必要かなと感じます。粘り強いことと予測がいい、足が速いことが素晴らしいですね。ミスしないで相手がじれてそこを前衛が決めるというペアなのでしょう。また来てほしいと思います。

2018.1.14
少し暖かくなると言ってたのに朝は室内でも6℃、厳しい寒さが続きます。陽射しはまあまあ、昼から八尾homeに向かいます。着いたところ2名。少しずつ増えてきますがまだまだ少人数です。一時期20年以上前ですが、一昔前の宮町テニスコートでは冬に誰も来なくて東山さんや今は吹田クラブの高田さんと一日中ラリーをしていたのを思い出します。そのころに比べればずいぶん多いのですけどね。
 今日も男子6名、前後衛3名ずつで回していきます。3試合やるとクタクタです。体力もまだ戻ってませんね。

2018.1.13
年末年始と色々なことがあってテニスができていませんでしたが、木曜日1/11より再開。インドアで行いました。最初は自分の体、目、手なのかと思うくらいひどい状態でしたが、何となく思い出してきて30分くらいでかなり回復しました。試合はやはり大分遅れるなという感じで普通ではなかったです。しばらくは基礎練習をすればいいなと思ったものです。
 夜は体育館で八尾の初打ち。こちらもラリー中心で行こうと思っていましたので無理なくやれました。
ただ、いきなり長時間の練習では膝と足首、そして方に不安がありました。ここで故障をしてしまえば元の木阿弥です。流石に調整しながらの一日となりました。その日は何とか大丈夫でした。少し疲れていますが、3週間のぐうたら生活の後です。仕方ないでしょう。次の日の朝、何ともないのに一安心でした。
1/12は八尾のレディースと吹田高校へ。八尾レディースも朝9時からやってましたが、ちょっと元気がないのとスロースタートで昼から少しだけ参加です。14:30にはお暇して吹田へ。長期間見ていなかったので彼らの成長が楽しみではありました。男子はほぼ2年間、女子も2年間見てきた子たちはまあ思ったようには伸びてきています。技術的にもう少し、精神的にはこの春までにどれだけ自分のものにできるかです。時間はあるようでないのが現実ですが、それを認識しなくてはいけません。計画を立てそれができるまではコートを後にしないくらいの覚悟が必要です。

1/13は橿原クラブへ。非常に寒い日でしたが風はあまりなくてテニスはしやすい日でした。ただ寒く山から雪の花が舞ってきます。メンバーも少なく後衛4名、前衛2名。非常に中途半端なことでした。ゆっくりと調整したいと思ったのですが、思いがけず4試合もやってしまい、これこそ体に良くないと思いつつ抜けるわけにいかない辛さです。まだ小早川さんとのコンビネーション、戦い方が戻っていないようです。相手もシニア45,50ですからボールの厳しさも一寸60とは違います。でもこれくらいに対応しないと60の強打者にはまた同じことになってしまうでしょう。いい練習だと思い工夫して勝つ方法を模索します。僕ももう少しです。ボールの側には行けるようになりました。しかしまだ捕えて仕留めるまでいってないのです。もう少しかなと・・。
2018.1.1
皆様、2018年の新年明けましておめでとうございます。今冬はかなり厳冬で特に日本海側、北海道は豪雪と聞いております。友人の方々も多数いらっしゃいます。特に男子シニアの年代は、冷えに対して若い時には感じていなかった体への負担の大きさを痛切に感じるようになって初めて、若い体の活性化とはすごいものだと痛感するものです。
 女性は冷えに対して敏感ですし対策も十分していますが、男子は軽んじる傾向があります。しかし毛細血管の老化に伴う冷えは恐ろしいです。気を付けましょう。手首、足首、首を温めることが重要です。後は毛細血管の再活性化をさせることで温かい血液を末端に送り届けるのです。対策はゾンビ体操、食物ではシナモン、納豆などがいいと言われています。紅茶にシナモン粉末を入れシナモンティーにして呑むのがいいのかもしれませんね。
 さて私は今八尾にいます。実は1977年に大阪に出てきて以来初めてのことです。実家の岡山で両親と迎えるのが当たり前と思ってましたが、体調を崩しやっと大晦日で回復できたので元旦の里帰りとなった訳です。母は寂しがっていますが優しい甥や姪とその旦那が今日は一緒に年越しをしてくれています。92歳の彼女は幸せに新年を迎えられたと思います。

 さて今年は年齢では65歳となりシニア65に突入ですがもう一年留年します。ペアが今年4月以降に65歳となるためです。このクラスには6年いますが我々は次の年度につなげるようにすることを目標にします。チャンピオンシップトーナメントに出る以上目標はどんな大会でも優勝です。もしくはそれと同等の価値のある試合をしたことです。トーナメントは運のようなものがあります。早い段階で強豪同士が当たり、これが決勝戦だったねということも多々あります。そういったことを指します。簡単に負けてしまうようでは弱いだけですので。
 いつでもそれだけの準備をして臨みます。勝負運とドロー運を味方につけたものがカップを手にするのです。